ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第十話(5)

「どこ行くー!??」
「ファミレスでいいかあー!?」
と良太が言うと、
「ガソリンも上がっていることだし!?」
「近くでいいよー!?」
と慶子が言ったのでした。

車は5分ほど走ると、
ファミリーレストランのすかいらーくの駐車場に着いたのです。
2時近くになるというのに意外と混んでいて、
店の入り口近くには空(あ)きがありませんでした。

「しょうがなねえなあー!?」
「奥の空いてるところに入れるかあー!?」
と良太が言うと、
「ちょっと待ってー!!?」
「今出て来たアベックがいるから!?」
と瑞樹が入り口のほうをて見て言ったのです。

ニコニコして話をしながら出て来たふたりは、
入り口近くの車に乗り込んだのでした。
すぐに良太はハザードランプのスイッチを押し、
車をバックさせたのです。そして、
その車が出ると、すぐにその空いたところに入れたのでした。

「ラッキーじゃん!!?」
と慶子が言うと、
「瑞樹はしっかりしているなあー!?」
「20m分のエネルギーが助かったぜ!!?」
「今くそ暑いから、歩いただけで汗が出てくるからなあー!?」
と良太が言ったのでした。

三人は車を降りると、ファミレスの入り口に向かったのです。
中に入ると良太が、
「3名です!!?」
と店員に告げると、女の子はテーブルに案内したのでした。

席に座り、メニューを取ると良太は最初のページを開いたのです。
「お勧(すす)めはカレーかあー!?」
と良太が言ったのです。すると、
「あれ!?まだご飯食べてないのー!??」
「りょうた!!?」
と瑞樹が言ったのでした。

「うるさいなあー!?」
「食べたけど、見ただけだよー!?」
「ところで何食べるんだあー!??」
と良太が言うと、
瑞樹はペラペラとメニューをめくり、
「これにしようかなー!?」
と言って慶子に、自分が指さしたところを見せたのでした。

「アップルマンゴーとフルーツパフェかあー!?」
と慶子が言うと、
「ふたつも食うのかあー!??」
と良太がびっくりしたように言ったのです。すぐに、
「何言っってんだよー!?」
「そういう名前!!?」
と笑いながら瑞樹が言ったのでした。

「なまえかー!?」
「なまえ気にー!!?」(単なるダジャレ!!)
とうれしそうに良太が言うと、
「くだらない!!?」
と慶子が冷めた目で良太を見て言ったのです。

「わたしはー!?」
「和風パフェにしようかなあー!?」
「そうすれば半分づつ違う種類食べれるからあー!?」
「ねっ!みずきー!?」
と、慶子がうれしそうに言ったのでした。すると、
「うん!!?」
「変化があっていいねえー!?」
と瑞樹もうれしそうに答えたのです。

「ところで良太は何にすんのー!??」
「チョコバナナパフェもあるよー!?」
と瑞樹が言うと、
メニューをいろいろ見ていた良太が、
「俺は氷が食いたいんだよー!?」
「やっぱり、イチゴかなあー!?」
「よーし!決まった!!?」
と言ったのでした。
そして三人はそれぞれの物を注文したのです。

「ところでさあー!?」
「どこ行くんだよー!?」
と良太が言うと、
「なし狩りでも行くー!?」
「前にぶどう狩り行ったから!?」
と瑞樹が言ったのです。

「なし狩りなんか川崎じゃん!!?」
「小学校の時行ったしー!?」
「幼稚園のときは、サツマイモ狩り行ったなあー!??」
と良太が言うと、
「まあねっ!!?」
「じゃあー!?どうするー!??」
と慶子が言ったのでした。

三人がそれぞれいろいろと考えていると、
割と早く注文した物が来たのでした。


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