ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第十話(3)

「母さんに怒られるぞー!!?」
と玄太が言うと、
「だいじょうぶだよー!?」
「帰ってくる前に温度を上げればあー!?」
と良太がうれしそうに言ったのでした。

「きょう昼間、リトルリーグの試合の放送があるって出てたけど!?」
「見てみるかあー!?親父(おやじ)!!?」
と良太が言うと、
「パリーグの試合の放送が2試合中継があるって!?」
「テレビガイドに出ていたから交代で見ようと思ったんだけどー!?」
「じゃあー!?見てみるかー!?」
「子供たちのを!!?」
と玄太が言ったのでした。

すぐに良太がテレビのリモコンを持つと、
「えーとー!?何(なん)チャンだったかなあー!?」
そう言って、
有線放送のテレビガイドの冊子(さっし)をパラパラとめくって、
きょうの日付のところを見たのです。
そしてすぐにチャンネルを変えたのでした。
もうすでに、1回の攻撃(こうげき)が始まっているところでした。

ふたりがリトルリーグの試合をしばらく見ていると、
良太の携帯が鳴ったのです。
「もしもしー!?」
「なんだよー!?」
と良太が言うと、
「なんだよーって!!なんだよー!!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「おもしれ−じゃん!!?」
と良太が言うとすぐに、
「誰だあー!??」
と玄太が言ったのです。そして、
 「みずきー!!?」
と携帯のところに手を置き良太は答えると、
「向こうで話すよー!?」
と言って、居間を出て行ったのでした。

良太は、
「5秒待ってくれ!!?」
と言うと、
急いで階段を上がって自分の部屋に入ったのです。
部屋に入るとすぐにエアコンのリモコンを取り、
「あっちいなあー!!?」
と言って、急いでスイッチを入れたのでした。

「みずきー!待たせたなあー!?」
と良太が言うと、
「えらそうに!!?」
と瑞樹が言ったのです。

「ところでなんだよー!?」
と良太が言うと、
「今、暇(ひま)!?」
と瑞樹が言ったのです。すると、
「今、ひ・る・ま(昼間)!!?」
と、うれしそうに良太が言ったのでした。

「ダジャレ言ってないでさあー!?」
「ねえー!?」
と瑞樹が言うと、
「だからなんだよー!?」
「用件は!??」
と良太が言ったのです。

「今さあー!?」
「慶子とマックにいるんだけどー!!?」(関西ではマクドです!)
「ドライブの場所だけどねっ!?」
「慶子は夜都合が悪いから!?」
「良太がこっち来て、大体のところを決めようかなって思ったの!!?」
「どうかなあー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「駅前のマックかー!?」
と良太が言うと、
「ピンポーン!!?」
と瑞樹が言ったのです。すぐに、
「お前たち、何時間いるんだよー!?」
「場所変えて話そうぜー!!?」
と良太が言ったのでした。

「ちょっと待ってえー!?」
と瑞樹は言うと、
「場所変えたほうがいいって良太が!?」
と瑞樹が慶子に言ったのです。すると、
慶子が指でわっかを作り、OKマークを見せたのでした。

「わかったあー!?」
「すぐ来てくれるー!??」
と瑞樹が言うと、
「ああ!行くよー!?」
「だけど外に出ていろよなあー!?」
「そこ、駐禁(ちゅうきん)(駐車禁止)なんだから!?」
と良太が言ったのでした。

「うん!分かったあー!?」
「切るねえー!?」
と瑞樹は言うと携帯を切ったのです。
そしてすぐ携帯に向かって、
「えらそうに!!?」
と言ったのでした。


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