アナログ音源再生計画★特集★ |
特集1 ライブ録音テープからの音楽CD作成方法の実践テクニック 2000.11掲載 |
[1]テープ録音のライブ音源をデジタル化する場合の特徴と注意 [2]野外ライブ「たくろう・かぐや姫 つま恋コンサート」の内容 [3]アナログソースの内容と編集方法の決定 [4]録音とWAVEファイルの分割方法@−専用ソフトによる分割 [5]WAVEファイルの分割方法A−ピンポイント分割のテクニック [6]曲ごとのファイルの整形・CD-Rへの焼き込み |
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ライブ録音テープをCD化する | ||
アナログ音源を数多く保有している方も、ソースがレコードである場合にはその多くはCD化されています。そこで、主としてデジタル化して保存しておきたいと考えるのはレコード化されていないライブ音源でしょう。FMで放送したもの、マイクで直接録音したものなど、お金で買えないものや想い出になる貴重なものが多いのでは? 今回は特集として、FM放送の録音テープのライブ音源を音楽CDにする実践方法を取り上げてみました。個別の扱い方法の詳細はトップページのタイトルに表示されています。それらの内容を参照にしてアナログ音源の再生からCD-Rとして完成させるまでを具体例をあげて説明してあります。 ※テキストにアンダーラインがある部分をクリックすると、当サイト内の解説部分を別ウィンドで表示します。 |
テープ録音されたライブ音源の特徴 | ||
全体的な特徴 @曲間に無音部分がない。 Aクラシックコンサート以外のポップスでは結構無駄なオシャベリが曲間に多く入っている場合が多い。 Bメドレー形式になっているものがある。 FM放送のライブの特徴 @ナレーションが前後にかぶったものがある。 A民放番組を留守録した場合CMが入ってしまう。 |
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そのままデジタル録音するとどうなるか? | ||
このようなライブをそのままPCに取り込んでCD-R化した場合は @録音分数×約10Mの巨大ファイルができる Aナレーションやテープを止めた時のプチっという余計な音まで入ってしまう B各曲の頭出しや1曲だけのリピート再生ができない このままでは録音テープを単にデジタルにした、というだけで消極的な保存の意味しかありません。 そこで今回の特集では市販音楽CDのライブアルバム並みのオリジナルCD-Rを制作するテクニックを実例をあげて紹介します。 |
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1970年代の古いライブ音源をデジタル化してみる | ||
●今回の特集は、実例として1975年12月にFMで放送されたライブとして「たくろう・かぐや姫 つま恋コンサート」を取り上げてみました。(以下敬省略) 非常に古いライブで野外コンサートのためか放送時の音質も悪いものですが、自分が行ったコンサートのため想い出深いものがありCD化する事にしました。 ●このライブは1975年8月2日(土)の夕刻から3日(日)早朝にかけて静岡県掛川市の「つま恋」という施設で開催されました。 当時としては歴史に残る初の大規模野外コンサートであり、全国からファンがつめかけました。なにしろ夕刻から徹夜でぶっ続けに翌朝まで演奏するという前代未聞のコンサートで、私はステージがはるか遠くに見える位置で聞いてましたが、なにせトイレに行くにも迷ってしまう程でした。 |
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●放送ではそのうちの13曲([3]頁参照)が2日間にわたってFM東京(現TOKYO FM)でその年12月に放送されました。(かぐや姫と風の放送も別枠であった。)自分で録ったテープの内容であり、もしかしたら割愛したものもあるかも知れません。 ●当時非常に話題になったコンサートで、拓郎がDJをやっていたラジオ番組でも何度も放送され、映像もテレビか記録映画で見た記憶があるので、同世代の方なら実際に聞いたり録音テープを持っているのではないでしょうか? ●古い、新しいは別にしてここで紹介する実践方法は、すべてのライブ音源の音楽CD化に利用できますので、是非試してみてください。 |
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(C)Fukutaro 2000.11-0103_97 |
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