アナログ音源のPCデジタル化計画 | ||
Prat2.はアナログ音源のデジタル化についての話題です。 ■アナログ音源は物理的保存メディアが必要なので経年劣化と再生劣化が避けられません。録音テープは磁気の影響も心配です。そこで救済手段としてデジタル化を試してみることにしました。そして最終的にCD-Rに焼いて音楽CDとして保存・再生しようという計画です。 ■アナログ音源のデジタル化にはいくつか方法があります。このサイトをご覧の皆さんのタイプにより ●金も暇も無い。普通のWindowsPCを持っている。 ●暇はあるが金は無い このサイトはこのような方向けの記事を多く扱っています。 ●金はあるが暇は無い ●金も暇も十分にある ■アナログ音源のデジタル化はDATや音楽専用CD-Rデッキ・MDデッキのようなオーディオ機器を利用する方法と、PC(パソコン)を利用する方法がありますが、このサイトでは、ご覧になっている多くの方が利用しているPCを利用したデジタル化を試してみることにしました。PCを利用する最大のメリットは画面でサウンドファイルの波形を見ながら自在に編集ができる事ではないでしょうか。『音は耳で聴くもの』と思ってたアナログオヤヂの管理人ですら結構ハマリました(^_^) ■このPartの設定方法で紹介するのはWindowsPCです。Macファンの皆様申し訳アリマセン。本格的なサウンド編集はMacが一日の長があると聞いていますが自分が所有していませんので。。。 ただし編集方法やCD-R焼きの考え方は同じですので参考になれば幸いです。 ■ここで扱うデジタル化計画はフリーソフトを利用すれば、ほとんど出費ゼロでできる方法です。 CD-Rへの保存をする場合は別途CD-Rドライブが必要な事はいうまでもありませんが、デジタル化したアナログ音源は、このままPCで再生したりオーディオ圧縮をかけて「声のおたより」みたいにしてネットで送信することもできます。 ■あらかじめ認識しておいて頂きたいのは、PCデジタル化で音質をとことん追求すると、あらゆる面でお金がかかってしまうという事です。これはオーディオ機器やテープデッキと同じですね。でも、自分だけのオリジナルCDを上手に編集して完成させるのは、個々人の腕の見せ所で機器の性能ではありません。 ■完璧なオリジナルのコピーを作成するのが目的ではなく、アナログ音源の積極的な活用と整理・保存が主目的と心得てデジタル化をおこなうようにしましょう。 |
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PCデジタル化のメリット | ||
■変換したサウンドファイルを利用してMP3に代表される様々なオーディオ圧縮形式のデジタル音源を作ることができるため「入れ物」を選ばない、細かい編集が可能、音楽CDの作成が可能といったメリットがあります。 ■特に録音テープはCD-Rに焼いておけば、保存面だけでなく扱い易さが格段に向上します。うまく編集できなかったり、余計な部分が入っているテープもデジタル編集で思い通りのCDに仕上げることが可能です。 ■一度デジタル化すればコピーも非常に早くできますので、大事な音源のバックアップを簡単に作成することが可能です。権利が他者に無い音源はネットで配信したりCD-Rに複製して配付することも簡単です。 |
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PCやCD-Rについての情報 | ||
■アナログ音源のデジタル化にはオーディオだけでなくPCやCD-Rについての知識が必要になる場面が必ず出てきます。 これらの設定や技術情報を解説するのが当サイトの趣旨ではありませんので、ごく基本的な用語で制作に必要な部分以外は割愛しています。CD-R関係についてはLINKで一部紹介していますので専門サイトを参照される事をお薦めします。 ■PCについては「この程度の知識が必要」という具体的なレベルはありません。トラブルがあった場合に、複数の調査方法(ネット、書籍、ヘルプファイルなど)を知っていて自力で解決できる方なら大丈夫だと思います。 ■サウンドファイルに限らずPCを趣味や仕事で使用する場合の基本中の基本は「ファイル管理」の一言につきます。自分で初心者だと思う方はプログラムを起動してファイルを指定するのではなく「エクスプローラ」に表示されるファイルを開いてみて下さい。「マイ・コンピュータ」アイコンは使わず「エクスプローラ」でフォルダの階層を把握するクセを付けて下さい。大きなアイコン表示ではなく「詳細表示」にして下さい。必ず「拡張子」を表示するようにして下さい。あとはPart2で紹介する手順で何枚かCD-Rを焼いているうちに自然とPCの扱いも慣れてくるものです。 ■最低限必要なWindowsPCで扱うサウンドファイルの概要は別頁で説明してあります。 「補足・トラブル情報」に必要に応じて追加的な解説を掲載してあります。 ■基本的にはテープダビングとやることは同じです。FMエアチェックなどに血道を上げていた(^^;方なら、ここで紹介する内容だけで難なく楽しみながらできる筈ですのでぜひチャレンジしてください。 |
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■機器の接続とデジタル変換 ■必要なもの ■ノイズについての確認 |