ヌタウナギ メクラウナギ目メクラウナギ科ヌタウナギ亜科ヌタウナギ属 「ウナギ」と名が付いている所からウナギの一種を想像する方もいるかもしれないが、別種でウナギとは縁もゆかりも無い魚です。 このヌタウナギ、メクラウナギと言った仲間は硬骨魚類ではなく「円口類」と言う原始的な生物の仲間に分類され、この仲間は総じて顎を全く欠落していると言う特徴がある。 そのため獲物を捕食する行為が口の構造上不可能である事からこのヌタウナギは弱っている魚などに吸い付きその肉を削り取るようにして食べると言う他の硬骨魚類にはない一風変わった捕食行為をとる。 またこのヌタウナギの名前の由来でもある「ぬた」とはこのヌタウナギの体表から分泌される非常に粘度の高い粘液の事を言う。この粘液の分泌量が多い事からヌタウナギと呼ばれる事になったらしいです。 |