詰碁 |
Y「強くなりたいな」
S「プロの先生は強くなるには詰碁をやってごらんなさいと薦めます。」
Y「詰碁を解こうと考えていると疲れてしまう.」
S「簡単な詰碁を数多く解くと読みの基本が分かり、ムダな手を読む必要が無くなり疲れが少なくなる.」
Y「簡単な詰碁をたくさんやると強くなるのね。」
殺す基本 | 辺の問題 | 死活の基本型02/09/11 | 死活のトレーニング2 04/09/27 |
役立つ実戦詰碁 17/8/30 |
隅の問題 | 石の下 01/10/21 |
死活のトレーニング 03/04/21 |
石の下トレーニング 06/03/03 |
殺す基本1 | 眼形範囲を狭める |
1 図 |
2 図 |
参考図 |
Y「殺すときの第一番の考え方は?」
S「周囲から相手の眼形の範囲を狭めていって、眼形を作る範囲の広さが五路しかなかったら死の可能性の
ある石といっていい。1図で黒1白2黒3白4で五目ナカデになって死です。」
Y「1図は黒が先に打っても白2とはねられ黒3とおさえても黒は五路しかなく生きることはできない.」
S「2図は黒先白死の問題です.白はどこへ打てばよいか?」
Y「死はハネにありと言う格言どうり、ハネれば死ぬと思う.」
S「ハネがいとろ二ヶ所あるがどちらが良いか?」
Y「どちらが良いか原則があったら教えて」
S「正解は2図白1で、参考図白1と打つと黒が生きる可能性がある。原則として相手の広がっている方
から狭めていくと憶えておくと良い。」
殺す基本2 | 石の急所 | 石葉を利用させてもらいます |
3図 |
4図 |
5図 |
S「3図で白先黒死」
Y「死はハネにありだから4図のように左右両方からハネればよさそう。」
S「4図白5とハネるのは黒8までと生きてしまう.」
Y「相手の眼形の範囲を狭めるだけでは殺せないこともあるんだね。」
S「5図のように白5と急所に打つと殺せる.」
Y「相手の眼形を狭めて急所に打つと成功するのね。」
殺す基本のまとめ
1 相手の眼形を狭めてから急所に打つ。
2 いきなり急所に打つ.
隅の問題 | 全問黒番白死 |
第1問 解答 |
第2問 解答 |
第3問 解答 |
第4問 解答 |
第5問 解答 |
第6問 解答 |
第7問 解答 |
第8問 解答 |
第9問 解答 |
解答の部
第1問 問題へ |
ハネ殺し 黒1とハネて範囲を狭めるのが基本です. 白2なら黒3の急所において5、7で死。 白2で5は黒4白3黒2で死。 |
第2問 問題へ |
範囲を狭める 黒1とツケて白の範囲を狭めてやれば自然に死にます. 黒5が急所の一着です。 |
第3問 問題へ |
一発で死 黒1の一発で死にです. あとは説明する必要も無いでしょう. |
第4問 問題へ |
ハネて2の一 詰碁の本に良く出てくる基本的なものです。 黒1・3とハネて、5がいわゆる2の一の筋。 白7のツギ゛好手。 黒3とハネないで5とか8とか急所らしいところへ打つのは 白生き。 |
第5問 問題へ |
急所のオキ 黒1のオキがこの形の急所。 白2の受けなら黒3と外ダメつめていて、 もう白に打つ手はありません。 黒1で2へのツケは筋違いで白が生きてしまう. |
第6問 問題へ |
ダメヅマリ 6目の真中、黒1のツケが急所。 この一発で白は参っています.ダメヅマリです。 同じ6目の真中でも、黒1の一路上では筋違いでコウに なってしまう。 |
第7問 問題へ |
ホウリコんでオク筋 第一線にサガった黒の石を充分に発揮させます。急所はやはり2の一ですが、直ぐ急所に打つのは失敗します。黒1とホウリコミを一本打ち白2と交換してから3と急所にオクのが良い手順です。黒1でいきなり3にオクと白は4とブッツカリ生きてしまいます。 |
第8問 問題へ |
オキ一発が光る 黒1のオキから3に出る。白が4・6とコウでネバろうとしても、 黒7にノビてオス手なしの白死になります。別法があります。 黒3白4黒6で白死。 |
第9問 問題へ |
三目の真中は急所 白1は三目の真中に当たる急所。 この一発で死命を制します。 どちらからも白はオス手無です. |
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