こちらは、個人の方の御協力を頂いて収集した戦争体験記集及び
私自身が調べ、収集した自費出版・共同出版等関連の戦争体験記です。
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『劫火の中になお生命ありて』 |
発行者 |
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明泉寺住職 釈尼妙尚(水谷光子) |
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題字 |
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不明 |
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印刷 |
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原紙コピー |
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発行日 |
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不明 |
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価格 |
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非売品 |
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頁数 |
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20頁 |
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内容 |
昭和20年6月20日、静岡市の大空襲時に、家族の父・母・弟・祖父を亡くされた当時18歳だった水谷さんが当時を思い出して、文に綴ったものです。悲惨な空襲の様子、家族の最後の様子などが記されております。特に家族の祖父・母・弟の遺体に再会したときの著者の心はいかにか、今を生きる私たちには到底計り知れない思いがあっただろうと思います。そして怪我をして意識不明の父を病院にと兵隊に託したものの、その後の消息がわからず、今日まで著者は父に詫び続けているのです。戦争とは、瞬時にして家族をばらばらにし、その後の人生までも変えてしまうのです。それを戦災から46年後に、自らのメスで傷口を切開している痛みが走ると述べながら、戦争体験を記録しておく意義があるとの気持ちでペンを持つという著者の悲しみが痛いほど伝わってきます。。 |
*注意
1.
こちらの本は、私が古書店にて購入して手に入れたものです。
静岡市の明泉寺の住職である水谷光子様が、昭和61年3月藤川町婦人会・文化部より出版された『戦前戦後をいきぬいてきた母たちの記録集』に寄稿した原稿に、加筆したものをコピー機により全文コピーしたものを製本したもので、全くの手作りです。当然ながら、関係者への配布のみのため出版されておりません、大変貴重なものです。
もう一つの『戦争殉難者五十年忌 法要文集』ともども古書店に出回ったことだけでも、大変なこと(良く残ったなあ。という思いです。)です。
2.
こちらのものは、私の資料として集めた物です。
完全に自費出版ですので、お求めは難しいと思います。
3.
今後出来る限り上記の資料の本文をご紹介できるようにしていきたいと思います。それには発行者・著者の方の許可が不可欠ですので、すべては無理かもしれませんが可能な限り、許可を頂いたものを載せていこうと思います。
4.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。
戦争関連の自費出版、手記の情報を求めています。
どんな事でも良いです。
ご連絡ください。
こちらへ take916@ca.thn.ne.jpどうぞ
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