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自費出版・共同出版・企画出版本の内容紹介
  

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        こちらは、個人の方の御協力を頂いて収集した戦争体験記集
 及び私自身が調べ、収集した自費出版・共同出版等関連の戦争体験記です。

『風船爆弾始末記』
著者 佐久田昌一
発行者 高瀬広居
発行所 株式会社 山手書房
 東京都文京区後楽(発行当時)
発行日 昭和57年3月20日第1刷
印刷所 松澤印刷株式会社
製本所 田中製本印刷株式会社
ページ 212ページ
本体価格 定価980円(発行当時)
目次
1 風船爆弾始末記
2 賭ける
3 レチナント・ジューコフ
4 報復の倫理
あとがき  
注意
1.
こちらの内容は創作という形をとっていますが、著者自身の満州での軍隊経験(22歳から26歳までの5年間)から得た事を基に書かれたものです。
 以下に簡単な内容紹介を記載いたします。文責は管理人にあります。

 「風船爆弾始末記」
 作間は満州の関東軍直属の独立中隊航空気象部隊に配属され、そこで気球を使った風船爆弾作戦に携わった。そしてある時気球破裂事故が起こり、中国人の娘が犠牲になってしまう。その処理に向かう主人公。
 「賭ける」
 航空気象部隊に配属されていた主人公は、8月15日の終戦を迎えその後ソ連軍の捕虜収容所に収容されるが、ある機会に脱走を試みて成功する。賭けに勝ち帰国できると思った主人公だが、現実は・・・。
 「レチナント・ジューコフ」
 終戦後、収容所から脱走した作田はその後も帰国できず、片言のロシア語を使い、旅順と大連との間を行き来していた。そして旅順博物館でのロシア語通訳に募集し、採用された主人公は、そこでソ連軍中尉(レシナント)ジューコフと出会う。
 「報復の倫理」
 収容所から日本への帰国が実現したが、収容所内では影を潜めていた組織が帰国船の中で勢力を持ち始め、そして帰国上陸した引揚げ収容所内にて、赤狩りと称し疑わしき人物をリンチにかけていた。昌二もその騒ぎに巻き込まれるが・・・。

2.
こちらの本は、私が古書店にて購入して手に入れたものです。だいぶ前の出版ですが、古書店で見かけたことがありましたので、古書店や図書館に足繁く通えば入手(閲覧)は可能かもしれません。
恐れ入りますが、図書館・古書店にお問い合わせください。

3.
今後出来る限り上記の資料の本文をご紹介できるようにしていきたいと思います。それには発行者・著者の方の許可が不可欠ですので、すべては無理かもしれませんが可能な限り、許可を頂いたものを載せていこうと思います。

4.

本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。

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