目次 |
巻頭写真集
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揮毫
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元高射第四師団長 |
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伊藤範治 |
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静岡県知事 |
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竹山祐太郎 |
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序 |
伊藤範治 |
訪中印象記 |
竹山祐太郎 |
「一生を防空に捧げた」著者に寄せる |
元戦車第一師団防空隊長 |
船曳義男 |
発刊を祝して―往時をしのび感慨無量 |
元第二師団第二野戦高射砲部隊長 |
赤山源三郎 |
真実の記録 |
元高射第四師団参謀 |
寺尾征太露 |
”華中戦線”における鈴木君の活躍 |
元第三師団第二十五野戦高射砲隊長 |
稲葉壮介 |
「中尉先生」の思い出 |
元静岡県福田町立青年学校教諭 |
大庭令一 |
まえがき |
第一章 初陣 −「杭州湾」敵前上陸と「南京」総攻撃
1 |
召集令状 |
2 |
故郷よさらば |
3 |
”ご寮はん””お家はん”ありがとう―――「大阪」滞在 |
4 |
大船団ジグザグ航海―――「杭州湾」敵前上陸 |
5 |
敵地上陸第一歩 |
6 |
笑えない珍談・奇談 |
7 |
悲惨な中国農民 |
8 |
同盟国と非同盟国 |
9 |
「上海」の魔女―――女スパイの暗躍 |
10 |
海軍機の”日の丸”を見て相擁して泣いた同胞 |
11 |
「南京」さして急進撃―――こんなこともあった
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悪疫流行の「金山」 |
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けがらわしいフィルム |
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ぜいたく二題 |
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風呂の汚水をガブガブ飲む |
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徒歩で第一戦へ急ぐ柳川軍司令官 |
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12 |
泣いて仰いだ日章旗―――首都「南京」総攻撃 |
13 |
弾丸二話 |
14 |
チャンチュウ(中国酒)と任官―――ナポレオンの気持ち |
15 |
寒風を衝き「蕪湖」へ前進 |
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第二章 「長江」戦線 −「蕪湖・九江」の戦闘と「武漢」攻略、「岳州」防空警備
1 |
戦場の迎春―――香水風呂に入った兵 |
2 |
「蕪湖」―――米艦「パネー号」撃沈の地 |
3 |
砲隊”初の対空戦闘” |
4 |
谷将軍の”春画” |
5 |
「上海」姐さん―――戦場の女たち |
6 |
第一戦の宣撫工作 |
7 |
戦争と教育雑感 |
8 |
教官殿! |
9 |
同郷・同期・兄弟部隊のよさ |
10 |
弘法大師の遺跡―――水郷の古都「杭州」 |
11 |
後方機関 |
12 |
ああ「大場鎮」 |
13 |
「蕪湖」陣中記
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すっぽんの生血を吸う |
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万年一等兵・梅さん |
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精強な部隊とは |
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酒保品・慰問袋・手紙の山 |
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戦闘要(詳)報と陣中日記 |
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巡察要務―――名刀”近江守忠吉”が泣く |
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長江赤痢 |
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戦線拡大 |
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”赤山砲隊”江上を通過前進す |
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14 |
数日のうちに真っ白くなった髭―――赤山独立隊長の殊勲 |
15 |
戦場の空をおおう荒鷲の群れ―――傷つき帰る友軍機 |
16 |
ごった返した出撃準備―――高射砲第十六連隊の創立 |
17 |
魔の流れ「長江」を遡航 |
18 |
「九江」の戦闘―――エスベー・2機を撃墜 |
19 |
真夏の「九江」 |
20 |
ハ陽湖口「大王廟」のわびずまい
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21 |
「武漢」占領当時の日記 |
22 |
「武漢三鎮」 |
23 |
愛車物語 |
24 |
険路を突破して「岳州」へ |
25 |
「岳州」野営記
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「岳陽楼」と「洞庭湖」 |
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野菊と鴨肉 |
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駕籠で行くのは安さんじゃないか |
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マラリアの特効薬・よもぎ |
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26 |
戦場の錯覚
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27 |
「新墻」の敵を砲撃
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戦場激励者 |
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人見部隊長 |
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飛弾の中で田植する農民と瓦売りの隊商 |
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28 |
祖国の水の味―――帰還 |
29 |
召集解除―――「ノモンハン」事件起こる |
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第三章 腕白先生行状記 −青少年学徒諸君!祖国を背負って立て!−
1 |
荒武者「福田校」に登場 |
2 |
”中尉先生”の異名をとる |
3 |
過激な校外活動 |
4 |
素っ裸のおつきあい |
5 |
大政翼賛会の胎動―――校長会で気炎をあげる |
6 |
青少年学徒の奮起を促す―――報国挺身隊の結成と女生徒の神社参拝 |
7 |
「駿府城」めざして強行軍―――実戦さながらの猛訓練 |
8 |
再度、軍に召される |
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第四章 必墜練武の陣 −独立高射砲隊中隊「北満」へ進駐
1 |
動員編成
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即日帰還兵の熱涙 |
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戦力と食料の自給統制 |
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「よいですねえ」の一言が運命を決した |
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独立中隊の編成業務 |
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動員間の裏話 |
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2 |
晴れの出陣 |
3 |
「満州」の大平原を北上 |
4 |
”関特演”の真相 |
5 |
”諸上官”と「ハルピン市平房 |
6 |
白系露人 |
7 |
”冬将軍”の襲来に備えて |
8 |
中隊生活のあれこれ |
9 |
精神訓話 |
10 |
演習中の自動車事故 −「車は修理すれば直るが人間はそうはいかんぞ」− |
11 |
昭和16年12月8日 |
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射撃演習―――打った砲弾千数百発 |
13 |
部隊復帰命令下る |
14 |
空軍の父・寺本熊市将軍 −しかられて懐かしい人− |
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「平房」真夏の模様
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どんちゃん騒ぎの出陣記念祝典 |
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神経戦―――きつね火に悩まされた話 |
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伊藤司令官の帰国 |
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名ごり尽きない「平房」を後に ――病躯をおして「牡丹江」へ |
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第五章 鉄牛兵団の誕生 ―――戦車第一師団防空隊の”おいたち”
1 |
「牡丹江市興隆鎮」に到着 ―――駅頭に出迎えてくれた船曳部隊長 |
2 |
戦車師団の創設 ―――覆面のキ兵団 |
3 |
「戦車第一師団防空隊」の編成 |
4 |
防空隊付”歯科軍医殿” |
5 |
部隊副官 |
6 |
野戦人相学 ―――恐ろしいほどズバリ的中 |
7 |
「牡丹江」の雉を震えあがらせた部隊長―――再び”教官殿”に会う |
8 |
山下泰文将軍の予言 |
9 |
動員室 ―――人事異動 |
10 |
特殊戦技訓練 ―――対機械化兵団作戦に備えて
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対戦車射撃の重視 |
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各方向より同時に襲撃してくる敵機に対する射撃 |
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路外の運動能力の向上 |
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耐寒戦闘訓練 |
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部隊宝物 |
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虎屋敷物語 |
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「牡丹江」2度目の迎春 ―――馬術の西竹一中佐 |
14 |
出動下令 ―――威力発揮の時到来!勇躍「華北」に出撃 |
15 |
残置隊業務 ―――学友の協力を得て電光石火の処理 |
16 |
部隊主力の後を追って火戦へ急ぐ |
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終章
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主要行動経過概要 昭和12年10月〜昭和19年4月 |
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あとがき |
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