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自費出版・共同出版・企画出版本の内容紹介
  

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こちらは、個人の方の御協力を頂いて収集した戦争体験記集
及び私自身が調べ、収集した自費出版・共同出版等関連の戦争体験記の一覧です。

UPロゴ表紙写真を追加しました。
『憲兵日記(全)』
表紙写真「憲兵日記(全)」
 
著者 山田 定
発行者 吉田仁作
発行所 図書出版 駿河台書房
 東京都新宿区早稲田鶴巻町550(発行当時)
発行日 昭和60年8月10日初版
印刷所 東光印刷株式会社
製本所 東京美術紙工 協同組合
ページ 333ページ
定価 1800円(発行当時)
ISBN 4−7904−2045−0

※帯の解説より
 憲兵は、戦争中一般から恐れられ怖がられた。その憲兵服務の実態はどうか?
 著者が昭和激動期に憲兵となり、憲兵の修行から初歩的の巡察、取締り、護衛等の正服勤務に服務し、戦争中は魔国際都市上海に二回に亘り勤務し、武漢三鎮攻略戦に参加、更に湖南作戦に随伴し、占領地の行政に或いは治安維持に軍の擁護者として特別任務に従事した記録で、憲兵の任務を理解する上に好個の史料である。
目次
まえがき
第一章 憲兵修行の頃
 憲兵教習兵の修行
 佐世保憲兵分隊勤務に就く
 乗馬巡察時の失敗
 大本教主の布教講演会場に臨む
 夜間巡察で逃亡兵を逮捕する
 司法特務憲兵となる
 娼婦街の内定に従事
 海軍兵妻子の事故死の検死立会
 大演習参加
   大本営付憲兵となる
 陸軍種馬廠での見聞
   天皇の馬術の精妙さを拝観する
 大演習間の見聞その他
 宮様に恋慕の狂女の処理に手を焼く
 軍港内密量漁民の大量逮捕
 二・二六事件発生
   出動憲兵となる
 戒厳令下の勤務に就く
(1)叛乱兵士の取調べ、(2)戒厳手当金受給に関する思惑違い(3)相沢中佐の軍法会議に立会(4)叛乱将校連の軍法会議立会(5)戒厳令下のその他の勤務(6)叛乱部隊将校及び相沢中佐処刑執行に立会
 久留米憲兵分隊付となる
 両宮殿下護衛勤務
(1)東久邇宮の護衛に服す (2)梨宮護衛勤務
 大牟田市に発疹チフス暴発
(1)原因究明に憲兵介入 (2)軍需工場で原因不明の爆発事故発生のあった事を知る (3)参謀本部の介入で捜査打切り (4)敗戦後捜査状況の公開で記者に追求さる
 予備役兵召集開始後の勤務
(1)キ印応召兵始末記 (2)馬籍法違反者の処理 (3)久留米駅前に臨設の召集取締所の勤務 
第二章 出征及び上海勤務
 出征
 上海憲兵隊員となる
 滬西憲兵分隊を開設
 憲兵、賭博場問題に関与
 管内巡視での見聞事例 
 戦争にともなう悲喜劇
 賭博場整理の業務を開始
 国際海底電話線窃盗事件を処理
 賭博場整理のため強行手段に出る
第三章 漢口作戦従軍及び駐留記
 〔寄稿〕
 漢口上陸の夕べ    武漢作戦派遣憲兵五嶋隊隊長 五嶋 茂
 先遣憲兵隊員となる
 犯行兵の司法処理に当る
 上海で旧分隊長の招宴に与る
 武漢攻略戦開始さる
 駐留体制に移る
 白系露人2名を手懐ける
 再び賭博場整理業務に当たる
 中国政府の薬品類を押収
 落雀の町の夏
 対ソ諜報工作に入る
 密偵長の奇禍死と憲兵の輸血奉仕
 ソ連情報員の情婦招致工作
  ソ連暗号帳(乱数表)入手に成功
第四章 上海憲兵隊2度目の勤務
 我兵の強姦椋奪行為の取締り
 内地向け犯人押送
   暴風下の船輸送で苦肉の策
 警備隊の賭博場経営関与差止め
 閑日に川漁及び雉狩りを楽しむ
 お殿様道楽の農場経営始末
 ピンと外れの新工作展開
  憲兵独自の判断で酒造業者を救助
 空閑少佐慰霊碑建立
 東条大将との接触
 地方人との交友
(1)頭山満翁との因縁 (2)古賀夫妻との交友
第五章 湖南省作戦従軍記
 集結と部隊編成
 工作要員獲得のための資金調達
 賭博場の親分から送別の宴に招かる
 作戦行動開始す
 岩兵団の配属憲兵となる
 密偵の派遣を決定
 謀略の事前工作を開始
 総攻撃発令さる
 憲兵隊の金通訳負傷す
 憲兵、突撃部隊に加入、憲兵長の戦死
 報道班員文士里村欣三氏との邂逅
 行軍再開、宝慶に入城
 住民復帰工作、有力者の復帰を図る
 宝慶市治安維持会を結成
 慰安婦の募集工作を始める
 憲兵の他兵科下士官殴打事件
 治安維持会の製塩作業
 維持会長から虎の皮を贈られる
 戦傷した金通訳の復帰
 憲兵志願兵の試験実施
 管理部下士官の婦女監禁事件
  裏面にかくされた上層部の腐敗
 憲兵の岩兵団配属解除
 分遣隊通訳をめぐって本部と確執
 シ江攻略戦開始、再び岩兵団に配属
 憲兵隊、敵襲に遭遇
 兵士の暴行事犯多発す
著者の憲兵歴 
あとがき
注意
1.
こちらの本は、古書店で私が買い求めたものです。自費出版ですので、入手は難しいと思われます。
恐れ入りますが、図書館・古書店にお問い合わせください。

2.
今後出来る限り上記の資料の本文をご紹介できるようにしていきたいと思います。それには発行者・著者の方の許可が不可欠ですので、すべては無理かもしれませんが可能な限り、許可を頂いたものを載せていこうと思います。

3.

本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。


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