表紙写真を追加いたしました。

『現代民話考�U　軍隊』

著者 松谷みよ子 発行日 1985年10月6日第１刷発行 1987年2月20日第5刷発行 発行者 下野　博 発行所 立風書房 　東京都品川区東五反田（発行当時） 印刷所 信毎書籍印刷株式会社 製本所 株式会社難波製本 ページ ４１８ 本体価格 定価1800円 装幀 中島かほる 装画 生井　巌

目次

序文　明日の民話のために

軍隊

軍隊考

一　徴兵検査・応召など 　 徴兵の笑い･簡閲点呼　徴兵のがれ　応召･入隊さまざま　無筆の手紙

二　新兵のころ 　 ビンタ　しごい・いびり（１）（２）　脱走･抵抗･自殺　新兵さんの泣き笑い

三　上官と兵隊たち 　 フケ飯・刀に醤油（１）（２）　お命を頂く　上官さまざま　兵さまざま　囚人作業隊

四　軍隊は要領 　 員数そろえ　ぬけ道　要領のいい話　ねずみ外出・油虫外出　おもいやり

五　戦地にて 実戦知らず・困った指揮官　困った兵隊･強い兵隊　海上にて　馬　兵隊忌避　命をひろう　敵と交流　丘の煙　楽しかった日々　現地人の交流さまざま　風俗ちがい･言葉ちがい（１）（２）　異国の動物たち　寒さや風・スコール（１）（２）　ジンクス　守銭奴　愛さまざま　戦友　肉親や知人の死を夢で知った兵隊たち　こっくりさん

六　戦争の残虐・悲惨 虐殺･放火等　生体実験･細菌戦　悲惨な話･おそろしい話（１）（２）　飢えと戦う（１）（２）　人肉を食う　特攻隊（１）（２）

七　敗戦前後 イギリスの新聞･日本の新聞　敗戦近きころ内地で　敗戦しらず　敗戦（1）（２）　投降拒否（１）（２）

八　収容所の話 収容所への道　独立運動や民族抗争にまきこまれる　重労働など（１）（２）　飢え　処罰･営倉　病む（１）（２）　悲惨な死（１）暁に祈る　悲惨な死（２）餓死･病死　自給自足　楽しかった日々･申し訳ない日々　アルバイト　皇居遥拝　笑いさまざま　復員船　心に残る収容所の話（１）捕虜を守る　心に残る収容所の話（２）歌声はひびく

九　戦犯 指一本の死　一本の竹筒　とりひき

十　軍隊生活の怪談 銃を返せ、袴をくれえ　歩哨と幽霊　屍衛兵の怪（１）（２）　野戦病院の幽霊　上官へのうらみ　英霊の帰還　水漬く屍・草むす屍　死者からの知らせ　火の玉　故郷に帰った英霊　連れて帰ってくれ　兵舎に出る幽霊　写真の怪　相手国の幽霊

十一　守護 神や仏･肉親に守られる　鳥やたぬき･神様が戦争に行く

十二　色っぽい話 感ちがい　兵隊と娘　突撃一番･軽石　お尻の日光浴

十三　つくられた軍神・生きていた兵隊 つくられた軍神･生きていた兵隊（１）（２）　天皇陛下万歳、さまざま

あとがき

注意
１．
こちらの本は、私が古書店にて購入して手に入れたものです。だいぶ前の出版ですので、入手は難しいと思われます。
恐れ入りますが、図書館・古書店にお問い合わせください。

２．
今後出来る限り上記の資料の本文をご紹介できるようにしていきたいと思います。それには発行者・著者の方の許可が不可欠ですので、すべては無理かもしれませんが可能な限り、許可を頂いたものを載せていこうと思います。

３．
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。