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『荒野に生きて』
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著者 矢野恒男さん
〒510−8103
三重県三重郡朝日町字柿2005
TEL0593−77−2103
発行 平成11年12月18日
発行所 総合編集センター
〒512−8046
三重県四日市市あかつき台4−1−31
TEL0593−37−3474
252頁
表紙絵 「荒野の落日」岡 忠郎さん
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目次
プロローグ 出生の伝聞、家が焼けた?、おっ母、十六燭光の電灯、栴檀の樹、
商魂?、殿様カエル、いわゆる要領、召集令状
西南満州回顧
満州国の成立と満州情勢
満州国とは、満州事変とは、ノモンハン事件とは、ソ連軍の参戦
我是心情愉快的
遊牧の民と共に
木本上等兵の死
黒い鴉
黄塵万丈
武定嶺陣地
自活と性
極寒零下三十余度
永代磐石の陣地構築
ソ連軍との対峙作戦に突入
既設陣地・施設の爆破行に出撃
終戦回顧
関東軍は出撃あるのみ
ソ連軍の侵入と銃声、略奪
敗戦軍人の悲哀
ソ連兵の凌辱、屈辱の日々
過酷な作業ノルマの中で
山川草木転(うた)た荒涼
メチール禍、ソ軍歩哨との格闘
捕虜生活に終止符、祖国へ
随時片々
バリ島武勇伝?
八つの柩と久姉
天、唾、針千本
町屋用水と鯰大明神
ひょうたんの花
”啓老会”と呼びたい
ちょっとだけの大発見
仲人はちばん
風流かわら版
天然記念物の大和民族、JR関西線、頭が高い、命要らんのか、
こいつは大物だ、熊牧場見学、天然記念物”トキ”見学、死に欲、
五倍の敵
エピローグ
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内容紹介
御年83歳の矢野さんが、77歳のときに東照公の遺訓の中の言葉に思い、ご自分の来し方を文章化したいと考え、
文章教室「ふみの会」に入会され、指導を受けて書き始め、そして6年間の文章をまとめて1冊にしたものです。
内容の中心は、ご自身の満州での戦争体験と終戦後のソ連軍の捕虜抑留経験です。
総合編集センター刊行の紹介文は、”西南満州の荒野で軍務に服すること6年余。「山征かば草生す屍」と悠久の
大義に生きることを強いられ、極寒酷暑の大地に身をさらし、生死の狭間に父母を思う青春の1頁。軍国主義の罪悪
と敗戦・囚虜の悲惨さを物語るドキュメント。”(本の帯より引用)となっております。
題名の「荒野に生きて」の由来は、矢野さんの思いとして、今の日本は荒野に等しいということと
ご自身が歩んできたことを含めてつけられたそうです。
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注意
1.
こちらは、三重県三重郡朝日町にお住まいの矢野恒男様のご好意により御寄贈頂いた冊子の紹介です。 矢野様有難うございました。
矢野恒男さん
〒510−8103
三重県三重郡朝日町字柿2005
TEL0593−77−2103
2.
こちらの本は、矢野様がご自身が会員である文章教室「ふみの会」にて平成5年から思うがまま、気がつくまま書き綴ったものをまとめ、自費出版したものです。
もしどうしても読んでみたい方は、上記の矢野様か総合編集センターさんにお問合せください。
3.
内容紹介の文は管理人が記しております。文責は管理人にあります。
4.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。 |