『学童集団疎開日記 』
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著者名 外山禎彦
発行社(者) 近代文芸社
印刷所名 新毎書籍印刷(株)
サイズ B6 ページ数 143
発行年月 1995年3月1日 分類: (02)
定価 1500円 送料 310円
申込先 外山禎彦
申込先住所 568-0081
申込先電話 0721-53-6201 FAX
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内容紹介
「大東亜戦争」末期の学童集団疎開に、大阪市内から府下山奥に、国民学校四、五年生のときに参加した筆者自身の日記を、漢字仮名遣いなど、忠実に再現している。
―本文より―
[昭和二十年]六月二十七日(水)晴二十五度。……晝から五年生男子だけ木銃を持ってはげ山にいき、いろいろなことをした。まず銃の持ち方を習った。それから攻撃軍と守備軍に別[分]れてたたかった。二回して攻撃軍と守備軍と入れ變(替)った。
―後書より―
『こうしてほしい、いうことあったらいってみい』厳しい一点張りの先生の意外な言葉に、よく噛まないので厳禁の汁掛け飯を許可してもらうことになり、『家に帰りたい』だの『腹一杯飯が食いたい』だの言うてもどうにもならないことは、ハナからあきらめていた僕らのささやかな願いは、こうしてかなえられたのであった。
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*本記事は「自費出版ホームページ」(http://www.mmjp.or.jp/JSHOME/)さんの
分類02 個人誌部門 book0897より転載しております。
定価は改定されている場合もありますので、ご注文の場合は発行元にご確認ください。
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