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自費出版・共同出版・企画出版本の内容紹介
  

こちらの内容紹介は、インターネット安曇野さんの許可を得て
  転載しております。無断転載は御遠慮ください。

『千枝子先生の恋文 戦時下を駆けぬけた女教師の愛』
著者     岡部千枝子・著
発行    インターネット安曇野
四六判   272頁 
本体価格 1,748円(税込1,835円)
ISBN    4-900918-05-9
内容紹介
国民学校の若き女性教師がまだ見ぬ外地の軍人へ送った44通の恋文……そこに見るひとりの女性の生活と意見は、今日の女性観にも通じる時代の貴重な証言。[序文・小林登美枝(女性史研究)]

序文より
小林登美枝(女性史研究)
……日本が一路軍国主義の坂道をころげ落ち、ついに太平洋戦争へ突入してゆく一九四一年というきびしい時代背景のもとで、まだ見ぬ外地の婚約者である軍人に送った千枝子さんの手紙は、時代の貴重な証言である。さらにそこに見る岡部千枝子という女性の生活と意見は、今日の女性観から見ても古びてはいない。いやむしろ当時としては稀なほど柔軟で思慮深い資質の持主であったことが、文章のすべてに反映されている。……『「序」──同時代人としてより』抜粋

本文より
毎日出かける時には机の前に座って
お写真に御挨拶するのですけれど、
今朝はどうしてもお写真がすぐしまへないんです。
時間の遅れるのが気になりながら、
いつまでもいつまでもお写真を見て居りましたの。

唯、盲目的な従順が女の幸福を得る道であるならば、
又、お互の才能を相殺させてしまふ様な結婚であるならば、私はしたくない―――。


著者プロフィール
岡部千枝子(おかべ ちえこ)
大正7年(1918)、現・長野県佐久町に生まれ、早くから神童と注目を集める。上田実科高等女学校専攻科を卒業後、昭和16年(1941)4月、切原国民学校へ訓導として赴任。昭和17(1942)、陸軍中尉・井出重蔵と結婚し満州へ渡るが、1年後の昭和18年(1943)、満州吉林省で病死。享年24歳。

申込先
 インターネット安曇野[(有)産広シーアール] 
 ホームページ 
http://www.azumino.matsumoto.nagano.jp/
 〒399-7104 長野県東筑摩郡明科町七貴4200-1
 TEL0263-28-6535 


*注意
1.こちらの内容紹介は、インターネット安曇野さんの許可を得て
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2.価格は基本的には本体価格です。消費税が加算されます。
  その後価格改定されているものもあります。
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