理事長 田口佳史 昭和17年東京都杉並区生まれ 昭和39年日本大学芸術学部放送学科卒業、日本映画新社に入社。映画『東京オリンピック』チーフ監督、日本テレビ『ノンフィクション劇場』などで、新進の記録映画監督として活躍 昭和43年撮影旅行中の事故で瀕死の重傷を負うも、奇跡的に生還。入院中に読んだ中国古典の書物に感銘を受け、その後、中国古典思想に基づく経営指導に転進 昭和47年株式会社イメージプラン創業(現在、同社代表取締役社長)以来1万人以上の社会人教育を実践。「老子講義」をはじめとする中国古典講座を開講し、東洋思想と西洋先端科学との融合による経営思想「タオ・マネジメント(老荘思想的経営論)」を展開 平成17年杉並師範館塾長補佐に就任平成21年より杉並師範館理事長に就任 著書は、『大転換・経営の本質』(致知出版社)、『人生尊重なき企業は滅びる』(TBSブリタニカ)、他多数 |
チーフ監督とは何かを調べてみた。次は映画「東京オリンピック」のクレジット(著作者一覧)の主要部分である。 |
企画 オリンピック東京大会組織委員会 製作 オリンピック東京大会組織委員会 プロデューサー 田口助太郎 制作補 清藤純 熊田朝男 谷口千吉 脚本 和田夏十 白坂依志夫 谷川俊太郎 市川崑(総監督) 撮影 林田重男 宮川一夫 長野重一 中村謹司 田中正 美術 亀倉滋作 音楽監督 黛敏郎 音楽演奏 読売日本交響楽団 録音 井上俊彦 アオイスタジオ 編集 江原義夫 スクリプター/記録 碧川道夫ほか多数 協力 IMAGICA 国際フォトマン・グループ 土屋太郎 防衛庁 警視庁 東京消防庁 青木半治 今日出海 南部圭之助 田畑政治 竹田恒徳 与謝野秀 ナレーション 三国一朗 |
脚本を書いたのは有名な総監督市川崑等であり、チーフ監督とは総監督という意味ではない。 | |
記録映画なので脚本ができると、後は撮影員(カメラ担当)が撮影する。監督が俳優に演技を指示するわけではない。撮り直しができないので、撮影員の力量が肝要である。 | |
オリンピックは複数の種目が同時に進行するので、103台のカメラにそれぞれ主監督や助監督がついた。チーフ監督とは助監督ではない主監督という意味である。 |
塾長/副理事長 山村弘
昭和22年生まれ。文京区出身 昭和44年慶應義塾大学商学部卒業 同年富士通株式会社入社 昭和56年 富士通経営研修所教育課長 昭和62年 ハワイ駐在員事務所長(兼)日米経営科学研究所)VicePresident 平成4年 同社システム事業推進本部人事部長 平成8年 同社ソフト・サービス事業推進本部担当理事 平成9年 スタンフォード・エグゼクティブ・プログラム修了 平成11年 米国FujitsuSystemsBusinessofAmerica社長 平成14年 FUJITSUユニバーシティ所長 平成17年 メディア教育開発センター特定特任教授 平成19年 杉並師範館理事に就任 平成20年より杉並師範館塾長ならびに副理事長に就任 平成21年 放送大学特定特任教授 平成22年より日本工学教育協会副会長に就任。他に理想科学工業顧問、理想教育財団評議員等をつとめる |
塾長補佐/理事 瀬口清之 昭和34年生まれ 昭和57年東京大学経済学部卒業 同年日本銀行入行 調査統計局調査役、政策委員会室企画役、同行北京事務所長等を歴任 平成17年 杉並師範館理事に就任 平成21年 日本銀行を退職し、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹に就任 同年より杉並師範館塾長補佐に就任 杉並区外部評価委員会委員、杉並区教育委員会学校適正規模検討委員会委員、杉並区立西田小学校評議員等を歴任 |
統括指導教授 土幸壽子元小学校校長、 副統括指導教授 帆足文宏元小学校校長 指導教授 藤田信二元小学校校長、指導教授 宮島盛隆元小学校校長、指導教授 野崎佳子元小学校校長 |
その他の教授陣(これまでに講義していただいた方から抜粋)
上甲晃志 ネットワーク・青年塾代表(注:元財団法人松下政経塾常務理事・副塾長) 今道友信 哲学美学比較研究国際センター所長、有田和正 東北福祉大学教授、教材・授業開発研究所代表、太田惠美子 NPO法人GDVI理事長 義家弘介 前横浜市教育委員、前よこはま教師塾塾長(注:教育再生会議) 井口潔 九州大学名誉教授、日本外科学会名誉会長、松永真理 バンダイ社外取締役、iモードの生みの親、高橋良寿 五感教育研究所、森林インストラクター |
卒塾生の進路(平成21年度採用実績) 平成20年度入塾生(第3期生)は22名が卒塾し、以下の杉並区立小学校に配属され活躍しています。杉並第十小学校1、桃井第一小学校2、桃井第二小学校1、桃井第三小学校2、四宮小学校1、荻窪小学校1、高井戸第三小学校1、松庵小学校1、浜田山小学校1、新泉小学校1、堀之内小学校1、和田小学校1、方南小学校1、永福小学校1、八成小学校2、三谷小学校2、和泉小学校1、高井戸東小学校1。計22 |
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4年目迎えた杉並師範館(東京新聞)
“師範館卒”の独自性模索2009年6月2日 (前略)師範館の四期生は二十代を中心に二十九人。六人の大学生以外は民間企業で働いたことがある社会人だ。 大手生命保険会社を三月に退職した瀬下岳さん(25)は平日に杉並区内の小学校で補助教員として働き、土日曜は師範館に通う。「体はつらいけど、なぜ教師を目指すのかを考えさせてくれる」派遣社員として四年間働いていた小塩鈴加さん(29)は「区長が教育と師範館への情熱を語ってくれたことで、杉並で働く安心感がわいた」と話す。 卒塾生は七十一人。八人が途中で退塾した。「一年間は長い教員採用試験。適性を判断し、退塾を勧めることもある」と加藤和貴事務局長は明かす。三人が教員採用後に退職し、現在六十八人が区立小で働く。(中略) 講義では、偉い人の話を聞くという塾生の受け身の態度が気になった。「こんな授業技術を身に付けたい」「あの講師を呼びたい」。塾生自らの声が師範館らしさを作っていくことを期待したい。 |
視察報告
杉並区の師範館に、行ってきました(先生予備軍の学校)2009年11月20日(金) ある団体の教育視察に同行して、自主視察に行ってきました。杉並師範館杉並区独自採用の教師の学校です。(中略)授業は土日。校長OBがメンターのようにひとりひとりに付きます。しんとした教室。入った途端に論語や「小学」の授業。こどもの教育のこころえです。 (中略)話を戻してともかく教室もひとつの社会です。特に小学校では担任の先生はオールマイティの権力者です。そのひとことによって子どもたちは打ちのめされてしまう。だからその力についても、先生の予備軍のひとたちにわかってほしいなと思いました。 |
こころえの指導は教育学部教育や採用後の教員研修が受け持つのではないのか。 |