ふらり京都紀行
〜2001年春編〜

 
その5

満足でひさごを後にし、満腹なので、とりあえず少し歩くことに。
嵐山方面のバスはどこから乗るん?三条京阪前?よくわからないから
丸山公園を抜けて、八坂神社を通り、四条通りを行って、探してみようっと。

四条通は、結構お土産物やさんが並んでいるのね。
観光客の皆さんが多いらしく、キョロキョロしながら、店先を覗き、品定め。
「あっ、よーじやだ!」と思って、駆け寄ったらその日は定休日。残念。
「よーじや」と言うのは、あぶらとり紙を販売しているお店。
以前友人Yから、お土産でもらい、質の良さに感激してそれから
愛用しているの。知ってる人は知ってると、思うんだけど
化粧直しの時に、「あぶら」しっかりとれるんだよねぇ。ふふふ。(笑)



さてさて、歩いていくと、いい匂いが。なにやら店先でお団子を
焼いていた。匂いに負けて一つ購入。おばちゃんが炭火で
焼いてくれて熱々を頂いたよ。焼きたては香ばしく、味噌の風味で
美味しかったよ。カメラを向けると、おばさん少し照れたご様子。



鴨川一歩手前を右に曲がり、右手にお好み焼きやさんを発見。
「壱銭洋食の店」?洋食なの?店先ではおじちゃん達が
大きな鉄板の上で、ガンガンお好みを焼いていたよ。
うわぁ食べたい!と思ったけど、またまたお腹が一杯。
次回に期待だね。

「白川南通」「新橋通」をぐるっと回ると、舞妓さん発見。
といっても、いわゆる一日舞妓さん体験見たいな感じらしい。
付き添いの人とカメラマンさんに連れられ、こ綺麗ないい場所で
写真を何カットか撮っていたよ。それに出くわした、外人さん、
しきりにシャッター切ってたのを見て、私が外国で民族衣装の
おねぇちゃんとか見ると、思わず一杯写真撮っちゃうのと同じねと
思っちゃった。

迷いながらも「三条京阪前」から、「嵐山」行きのバスをGET。
ゆらり揺られて、30分、市バスの範囲内を越えたため、プラス
190円を払い、下車。目指すは、「老松」和菓子の老舗だよ。
そうそう、楽しみにしていた、本日のcafetimeは「わらび餅」。
以前、仕事仲間のKさんが、京土産で「わらび餅」を買ってきて
くれて、口にして以来、虜の一品なのよぉ。

店先では和菓子を販売、店の奥が茶処となっている。
早速、わらび餅とほうじ茶を注文。注文聞きのおねぇちゃんは
老舗にふさわしく、若いが、とても丁寧な、感じの良い子。

しばらくして、大きな赤い桶とお茶が運ばれ来た。ちょっとびっくり。
ふたを開けると氷水をはった桶に、作りたてのわらび餅が
浮かべられていたの。「黒蜜と、きな粉で食べて下さい。」とおねぇさん。



灰色をしてるのは、上質の本わらび粉だけで作っているかららしい。
一口食べた。「う・ま・い・ぞー」と
味王バリに、ひとりで感激。(T_T)
口の中に入れた瞬間わらび餅は、ふんわりと、軟らかく
ほのかな甘みでとろけていく。作りたてらしく、またぬくもりを
残していて、
つるんじゃなく、まさに、とぅるんって感じなのぉ。
氷水に浮かべてあるのは、時間が経つと表面が冷え、一層歯ごたえ
を出すためだとか。とにかく、美味しかった。又食べたいよ。

嵐山にも「よーじや」支店があるので、そこでお土産に買い物をし
一路京都駅へ。



後は駅ビルで、仕事仲間と家族に、ちょこっとお土産を買い済ませ
新幹線乗り場へ。ひかり、こだまを乗り継ぎ、無事静岡の実家まで
帰宅。お疲れさまです。(^-^)

今回の旅のテーマは「桜の京都満喫・AIGLE京都店で春物お買物」
でしたが、桜は少し散り気味で残念。でも、中学の修学旅行以来に
訪れた、「哲学の道」は良かったなぁ。銀閣寺もなかなか。仁和寺は
晴れてたらもっと最高だったのに。まぁ、おいしい物にも恵まれたし、
いい人達にも出逢えたし一泊二日にしては、充実の旅だったよ。
AIGLEでは、チェックの7分袖シャツと、バンダナスカーフ、Tシャツ
ウエストミニポーチも買えたし、満足満足。



さぁ、次はどこに行こうかな??5月なかばの「鎌倉」行きを企画中!
美味しいビーフシチューの店「去来庵」、アウトドアのお店「パタゴニア」
お土産はやはり「鳩サブレ」。「鶴ヶ岡八幡宮」「銭洗い弁天」などなど
小学校の時の秋の遠足で行って以来だから、すごく楽しみだよ!
それでは、次回のふらり旅紀行でね!

 

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