外来リハビリテーション
ご自宅での生活が継続できている患者様で外来通院が可能な方、継続的なリハビリテーションが必要な方が対象になります。
外来リハビリテーションは予約制をとっており、専用の広いリハビリテーション室内で、専門のスタッフとマンツーマンで集中してリハビリに励むことができます。
具体的には、急性期を病院で過ごされたのち退院後もリハビリを継続される方(回復期のリハビリテーション)や、在宅で安定した維持期を過ごされている方(維持期のリハビリテーション)が対象になります。
外来リハビリテーションは予約制をとっており、専用の広いリハビリテーション室内でゆったりとしたBGMが流れる環境の中、専門のスタッフとマンツーマンで落ち着いて集中してリハビリに励むことができます。
サービス内容
外来リハビリテーションには理学療法(PT:Physical Therapy)と作業療法(OT:Occupational Therapy)、言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)の3種類があります。
PT: | 主に起き上がる・座る・立ち上がる・歩く・車椅子で移動するといった基本的な動作や移動動作の練習を対象とします。必要な福祉用具(杖や歩行器、車椅子など)の検討などもおこないます。 |
OT: | 主に服を着る・調理する・食事をとるなど、手を使った身の回りの生活動作(ADL:Activities of Daily Living)の練習を対象としています。実際に食事や排泄動作に関わり練習を行う場合もあります。 |
ST: | 主に話す・聞く・食べるなど、コミュニケーションや嚥下(飲み込み)に関わる練習を対象としています。コミュニケーション方法や可能な食事形態の検討などもおこないます。 リハビリテーションの提供は、基本的に1週間に1回、1回40分でおこなっています。 |
※より頻回のリハビリテーションを必要とする場合、医師の指示により1週間に2、3回といった頻度で行う場合もあります。また、集中力の低下や体力面の問題から1回20分の短時間で行う場合もあります。