入院リハビリテーション
脳梗塞・脳出血・脊椎圧迫骨折・肺炎などの発症直後の入院患者様に対するリハビリのほか、パーキンソン病に対する投薬調整やリハビリを目的とした入院患者様に対するリハビリを実施しています。
発症直後の患者様など、まだ身体状態の不安定な患者様に対してはベッドサイドからリハビリを開始し、状態が安定し体力が回復するにつれて離床し、車椅子や歩行訓練、ADL訓練などを段階的に実施していきます。 退院前には自宅に戻られてからのリハビリの必要性についても検討し、必要であれば当クリニックの外来リハビリテーションや難病リハビリテーション、デイケアなどへと移行して退院後のアフターフォローも実施していきます。
サービス内容
入院リハビリテーションには理学療法(PT:Physical Therapy)と作業療法(OT:Occupational Therapy)、言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)の3種類があります。
PT: | 主に起き上がる・座る・立ち上がる・歩く・車椅子で移動するといった基本的な動作や移動動作の練習を対象とします。必要な福祉用具(杖や歩行器、車椅子など)の検討などもおこないます。 |
OT: | 主に服を着る・調理する・食事をとるなど、手を使った身の回りの生活動作(ADL:Activities of Daily Living)の練習を対象としています。実際に食事や排泄動作に関わり練習を行う場合もあります。 |
ST: | 主に話す・聞く・食べるなど、コミュニケーションや嚥下(飲み込み)に関わる練習を対象としています。コミュニケーション方法や可能な食事形態の検討などもおこないます。 |
※リハビリテーションの提供は患者様の回復具合に合わせて調整していきますが、少ない方では1日1回20分程度、多い方では1日3回、午前と午後に分けてそれぞれ40~60分程度のリハビリをおこなうこともあります。