指導スタッフ紹介

常任指揮者 八尋和美

1931年、福岡市に生れる。1956年、東京芸術大学卒業。声楽を矢田部勁吉氏に、指揮法を渡辺暁雄氏に師事。芸大卒業と同時にプロ合唱団「東京混声合唱団」創立に参加。以来、同団のコンサートマスターとして、団のトレーニング、編曲、指揮者として活躍。1969年、東京混声合唱団指揮者に就任。同団との全国的な演奏活動の他、アマチュア合唱団の指揮、合唱指導者の育成などにも優れた手腕を発揮している。1982年、文化庁在外研修員として、東西ドイツで合唱指揮法の研鑚を積む。長らく東京芸術大学講師を勤めた。1997年には長年の功績により東京混声合唱団正指揮者の称号を与えられる。尚、三島グロリア合唱団を第10回定期演奏会(1992年)より指導する。

ボイストレーナー (ソプラノ・アルト)三塚直美

東京芸術大学声楽科卒業。在学中ロッシーニ生誕200周年国際オペラコンコルソ最年少入賞。イタリア・ペーザロのアカデミア、ロッシニアーナ修了。アルベルト・ゼッダ指揮により新星日響と共演。文化庁芸術インターンシップ研修修了。NHK洋楽オーディション、東京文化会館新進音楽家オーディション他、種々のオーディションに合格し、NHK-FM等に出演。その他、イタリア各地で演奏会に出演。毎年「第九」や、幾多の宗教曲でソリストを務める。又、各地のオペラやコンサートでも広く活動中。特に多くの教会で演奏会を企画出演。創作オペラ等新しい指向の演奏会にも活動の場を広げている。三島グロリア合唱団との共演は 第12回定演(1994年)モーツァルト「ミサ・ブレヴィス ト長調」以来恒例となっており、2004年より三島グロリア合唱団ボイストレーナー。

ボイストレーナー(テノール・バス)田代和久

東京学芸大学音楽科卒業。同大学院修了。東京芸術大学大学院声楽専攻独唱科修了。東京芸大定期公演バッハ「カンタータ147番」「マタイ受難曲」をはじめ「レクイエム」など多くの曲目のソリストとして出演。オペラでは1991年6月東京オペラ・プロデュース公演「ドン・ジョバンニ」でマゼット役を好演。2001年日本初演「王国の一日」でケルバール男爵を熱演。大好評を博す。第10回日本声楽コンクール第1位ならびにドイツ歌曲の歌唱に対し田中路子賞受賞。日伊音楽協会会員。二期会会員。

ピアニスト  山本まどか

東京音楽大学付属高校を経て、東京音楽大学ピアノ演奏科コース卒業。菊地麗子、ヤン・エキエル、プロコフスカの各氏に師事。1992年、第9回静岡県東部地区新人演奏会・1993年、第9回ピアノ音楽祭IN沼津&三島・1994年、三島姉妹都市交流コンサートマルビナ・ミイジャーソプラノリサイタルを開催。三島ピアノ音楽会研究会。ISPA国際ピアノシュロス研究会会員三島グロリア合唱団ピアニスト。

団長 月野義識(団指揮者)

武蔵野音楽大学卒業、同専攻科卒業 プロの混声合唱団カンマーコアの創立に参画。後、三島に帰郷後も合唱活動を続ける。のびるキンダーコーア、のびるファミリーコーラス、三島市中央婦人学級コーラスグループなどの指揮者。現在三島グロリア合唱団団長を務める。元三島市合唱協議会会長。

名誉団長  杉山一郎 (2022-12-4ご逝去されました)

音楽教師をしていた昭和54年、混声合唱団「三島グロリア合唱団」を設立し、団長を務める。合唱団には高校生からお年寄りまで約百人が参加。発足21年目に当たる平成12年に三島市で開いた定期演奏会では、モーツァルトの難曲「大ミサ曲ハ短調」を披露し、詰め掛けた市民から喝さいを浴びた。 元三島グロリア合唱団団長 元三島少年少女合唱隊団長、 元三島市合唱協議会会長

特別団員 斎藤 裕子(さいとう ゆうこ) アルト

同志社女子大学学芸学部音楽科卒業。オーストリアのウィーン市立音楽院発声科およびグラーツ国立音楽大学リート・オラトリオ科を卒業。今城淳行、E.カステラ=クライスル、M.エクヴィルーツ、C.ウィットルシーの各氏に師事。ウィーンにてプッチーニ「蝶々夫人」のスズキ役、F.ワクスマン作のオラトリオ「テレジンの歌」で初演ソリスト。A.シュールンベルク合唱団、ウィーン国立歌劇場コンサート協会合唱団にてアーノンクール、カンプリング、ノリントンらの指揮でザルツブルグ音楽祭等に出演。クラング・ホーゲン・フェスティバル合唱団でプラシド・ドミンゴと共演。2010年までグラーツ歌劇場専属合唱団に所属、2011年より三島グロリア合唱団特別団員。