コスモ歯科医院富士市大淵174-16
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〒417-0801
静岡県富士市大淵174-16
0545-21-0102

歯周病治療
歯周病とは

 プラーク(歯垢)中の歯周病菌により 歯肉が腫れや出血をおこし、進行すると歯を支える歯槽骨が溶け、最終的に歯を失ってしまう感染症です。

最初は歯磨き時の出血で気が付きますが、痛みが少ないため放置されることが多く、腫れて痛むような時には既に進行した、骨の溶けた状態になっています。

歯周病は感染症です。

 歯周病はお口の中の歯周病菌による感染症です。歯周病菌が、歯と歯肉の境界に侵入して、プラーク(歯垢)を形成し歯周病を起こします。予防には普段からの正しい歯みがきが必要です。
歯周病の進行を見ると

 1.歯肉炎
  歯肉の炎症。 歯肉の出血 腫れ

 2.初期の歯周炎
  歯周ポケット形成
  歯から歯茎がはがれ始めている
  出血

 3.中期の歯周炎
  歯周ポケット進行
  歯槽骨が吸収し始める
  痛みを伴う腫れ、出血や歯の動揺が起き始める
 4.末期の歯周炎
  深い歯周ポケット
  歯槽骨の吸収が進行
  歯が大きく揺れています
  痛みを伴う腫れやうみが出ています

 通常、歯肉炎は小学生低学年ぐらいから、歯周炎は思春期ごろより発生します。
小中学生の40%以上が歯肉炎 成人の90%が歯周病になっているといわれます。
歯周病の治療法

 おもな治療は歯周病菌の巣である「プラーク除去」とプラークが固く変化した「歯石除去」になります。

 1.プラーク除去は歯ブラシによる患者さんのセルフケア。

 2.歯石除去や歯ブラシが届かない部分のプラーク除去は
  歯科医や歯科衛生士によるプロフェッショナルケア。

 歯石の除去は 歯肉の上に見えるものの除去と 歯の根についた歯周ポケット内のものの除去にわかれ、さらに深い場所にある場合は 手術による除去を行います。

再生治療

歯周病の治療は原因除去療法が主体であり、病気の進行停止と維持が目的になります。
歯周病で失われた組織の形態回復等はできません。
ただし 最近は再生治療も行われるようになり一部の歯槽骨の回復を期待することが出来るようになりました。
しかし大きく下がってしまった歯肉の形態を発病前の状態に戻すことはとても難しいことです。

メインテナンスの重要性

 歯周病治療の目的はお口の中の細菌数を少なくすることです。
患者さんが、歯ブラシや歯間ブラシなどのセルフケアで、完全にプラークを除去することはとても困難です。
特に歯ブラシの届かない歯周ポケット内には、徐々に歯垢がたまって症状を悪化させます。よって3ヶ月から半年ごとに医院でプロフェッショナルケアを行い、細菌数の増加を防いで歯肉の健康を維持することが重要になります。