海外旅行 ベトナム編 2007年12月
「世界遺産シリーズ アンコール遺跡とハロ湾 ハノイ・ホーチミン」 近畿日本ツーリスト
ホーチミンからカンボジアに行き、そしてハノイに帰ってきました。 政治の街ハノイは商業の街ホーチミンとは雰囲気はまったく違う景色です。
ハノイ 2007年12月26日
ハノイの街並み カンボジア:シェムリアップからまたベトナムへ戻って来ました。
ホーチミンとはまた違った雰囲気。ちなみに、この日は雨でした。12月末のハノイはとても寒いです。1枚上に羽織るものは持った方がいいですよ。
「世界遺産」 ハーロン湾 天から龍が舞い降りた場所で、龍が吐き出した珠が島々となったという伝説のある場所です。2000もの島々があり、ベトナム(当時は陳朝)に迫り来るモンゴル軍に対し、地の利を生かした戦術で守り切ったと言われています。
このような船に乗ってハーロン湾を遊覧します。船上でシーフードがいただけますが、内容は価格に比例するらしいです。ガイドさんにパワーチップを行うことで、船と食事のグレードが上がると後から聞きました。
向こう側に小さく見えるのが水上住宅。生簀を持っていて近海の魚を入れているそうです。また、子供たちが小さなボートでやって来て、お土産や飲み物などを売りに来ます。こちらの船に紐を掛け、よじ登ってきました。海賊みたいだったので、驚いて写真を撮るのを忘れてしまいました。ちなみに、当時は何でも飲み物は1ドルでしたので「333」を買いました。
有名な奇岩の一つ「闘鶏岩」。ガイドブックなどの写真では紺碧の海ですが、実際には茶褐色に混濁していました。当日の朝は雨だったせいもありますが、周辺の開発が進み土砂が流れ込んでいるようです。この遊覧船ですが、トイレに難がありました(他の船はわかりませんが)。船着き場で済ませたほうがよろしい思います。
「ゴリラ岩」?なんだろう。違う名前かもしれません。説明されていたかもしれませんが、よく覚えていません。
ティエンクン洞窟 多色でライトアップされています。石柱の形状から天の宮殿をイメージさせることから「天宮(ティエンクン)」と命名されたと聞きました。上手に写真取れなかったのですが、乳房に似た鍾乳石を「おっぱい岩」と顔を真っ赤にして説明していたガイドさん。シャイな方でした。
洞窟を出たところです。犬がいました。野良でしょうか。ベトナムなど、東南アジアの犬は狂犬病を保有している可能性があるので、注意してください。
ハノイ 2007年12月27日
ハノイのプロパガンダポスター 市内のありらこちらに似たようなものがあります。ディエンビエンフーの戦いは1954年、且つフランス相手。B-52はアメリカの戦略爆撃機(北爆無期限停止は1972年、終戦は1975年)。どうなんでしょうね、ベトナム語で何と書いているのでしょうか。ちなみに、ベトナムは米ドルが普通に使えます。と言うかドル好き。
ホーチミン廟 ベトナムツアーの定番のようです。手荷物は持ち込めず、指示に従って粛々とエンバーミングされたホーチミンを見学します。無言で回る行為は何か宗教のような気がしました(苦笑)。
迎賓館 ホーチミン廟やホーチミンの家のすぐそばにあります。
近づいてみました。クリーム色の壁が大変綺麗でした。
一柱寺 ハスの花を模したお寺。もともとは木造の一本柱だったのですが、現在はコンクリートです。細い梯子を登って参拝します。結構現地の人が参拝していたので、ご利益があるのかもしれません。でも思いのほかお寺自体はかなり小さいです。
お寺の正面。小さいでしょ。
文廟 孔子廟。300年間の科挙合格者の石碑が並んでいます。やはりベトナムも中華圏にあったということがわかります。
科挙合格者の名簿らしいです。科挙は乱暴に言うと儒学の理解度で決まる試験と思っています。そして今の社会、孔子先生の目にどう映るのでしょうか。
ホアンキエム湖 漢字で書くと「還剣湖」。ハノイ市民の憩いの場所。靄っていて非常に見難いですが、中央の小島にあるのは亀の塔。黎利(レ・ロイ:黎朝初代皇帝)が剣を返した場所とされています。実際、巨大な亀がこの湖にはいるそうです。
玉山祠 ホアンキエム湖に浮かぶ別の小島にあります。当日は軍人さんが結構いて、微妙に緊張したものでした。「陳興道」らが祭られているので来たのでしょうか。「陳興道」は元朝の侵入を3度も撃退した英雄です。
この後飛行場に移動し帰国となりました。ホーチミン乗継で、日付が変わって12月28日朝に成田に到着しました。