/ index / Kamepao Web/ 03diary / 04diary / 05diary /04camp / 05camp
2006 Agora diary
このページではAgora子ども美術工場のこどもたちの様子、周辺の自然、カメパオなどをレポートしていきます。(渋垂)


1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

-2006-

February 2

phot/060202


2006.02.25(SAT) アゴラのダムと蕗の薹

今日は、楽焼きの粘土成形をしました。今回は、一人一人自由にデザインした、カップ、湯飲み
茶碗、花瓶、急須。水が漏らないよう、成形に気をつけました。2週間乾燥して素焼き。そして
絵付けして窯に入れ、もう一度焼き。仕上げます。成形が終わると自分の使った道具を庭の洗い
場で洗いました。そこからは、子ども達のいつもの楽しみ。水を流し、アゴラの土の道は、川に
なって泥遊び、ダム作りがはじまる。石やブロックで川の水を堰き止める。アゴラのダムができ
ました。小さな子も、大きな子も、みんなでダムごっこ。いつまでも楽しんでいました。


裏山の斜面は、蕗の薹があちらこちらの芽を出しています。陽当たりのいい場所では、花も開き
だしました。さらに、三つ葉や野いちごの芽、タンポポの花も加わり、春に向かってにぎやかになり出しています。


2006.02.22(WED) 屋台改造

先週屋台の修理をした子ども達が、獅子頭を屋根に固定したり、幕を取り付けたり屋台の改造を
した。作業は、今日も暗くなるまでかかり、引き回しは、来週にのびました。彼らは段取りもよ
く、屋台職人のように改造作業をしていきました。


2006.02.19(SUN) ゴーグルとタヌキ王子

緑色の蒸着シートを通して見るとみんな薄暗い緑色。1年生の男の子がお面を作った。はじめ
は、蒸着シートを通して見ていたのですが、、少し暗かったのでしょう、目の部分をくり抜いて
ゴーグルに変身。部屋の中を楽しそうに走り回っていた。


タヌキと王子とライオンマン。アゴラの紙皿で作った人形は5才の男の子のお気に入り。段ボー
ルハウスの中で相撲対決。段ボールハウスの天窓から顔を出し、両手にタヌキ王子とライオン丸
の戦い。必ず、タヌキ王子が負けて、怪我をしてしまう。早速、救急車で駆けつけた私が病院
へ移送。病院で5才の男の子とタヌキ王子の治療。折り紙の絆創膏を貼って、怪我を治す。タヌ
キ王子は再び段ボールハウスのライオン丸の所へ、そして、、、またタヌキ王子が負けて怪我を
する。何度も何度も負けても不死身のタヌキ王子は、ライオン丸と相撲の戦いを続けました。


2006.02.18(SAT) テントウムシとアセビ
暖かい日が続くと、草むらのあちらこちらでテントウムシが動き出します。子ども達は、待って
いたように、そんな春の動きを察知します。アゴラの周りは、みんなが、冬ごもりから目を覚ま
し、活動しはじめています。馬酔木の木に白い小さな花が、たわわに咲き出しました。裏山で
は、小鳥のさえづりも活発になってきています。斜面にはたくさんの蕗の薹も顔をだしていま
す。まだ少し早いのですがタンポポの花も開きだしています。先日は、メジロの群れがアゴラの
庭の柿木や山桃の木に集まってにぎやかでした。アゴラの子ども達の野外活動は、そろそろ本番
です。


2006.02.16(THU) チューリップが踊ってる

今日は、1ヶ月以上咲いていたチューリップが、自由奔放に最後の舞を踊っているようで、とても
きれいでした。舞っているチューリップのほか、ラナンキュラスとヒヤシンスも鮮やかに咲いて
ても華やかなアゴラでした。

2006.02.15(WED) 屋台の修理

子ども達が、以前作った屋台を動かそうとしたのですが、少し傷んでいたので、補強修理をし
した。また獅子頭を屋根に固定するためのさんぎも取り付けていました。彼らは、手際よく作
を進めていました。水曜日は、6時過ぎまでありますので、今では、日暮れがだいぶ遅くなっ
きましたが、暗くなってからの作業になることもたまにあります。屋台の引き回しは、来週に
ることしました。


2006.02.12(SUN) 楽器

アゴラには手作り楽器がたくさんあります。打楽器、土笛、ケーナ、ウクレレ、ムビラ、民族楽
器などがあります。時々みんなでセッションしたりします。今日は、土井さんと5才の男の子が
スリットドムでセッションしていました。5年生の男の子がウクレレを作ると言って、設計図
を描きました。数年のキャンプで子ども達は、ウクレレを作ったことがあります。どんなウク
レレに仕上がるか楽みです。


2006.02.11(SAT) 

今日は、京都から土井さん、埼玉から鈴木さんがアゴラを訪問。神谷君と山内さんも久しぶりに
に遊びに来ました。土井さん、鈴木さんは、子ども達の中に入って、一緒に製作したり、絵を描
いたりしてくれて、子ども達もうれしそうでした。土井さんは明日まで滞在。鈴木さんは夕方帰
りました。また来てください。
40×40×40センチの箱を作っていた5年生の男の子が苦労しながら箱を完成。2年生の男
の子が側でお手伝いをしてくれていたのですが、、、、いつの間にか、自分が作った自分の箱の
ように振る舞っていた、、手伝いながら、きっと自分が作っている気分になっていたんですね。
5年生は「これは、俺の箱だぞ!」と言う顔をしていました。3時過ぎ浜松から1才を過ぎた男
の子がお母さんとお友達とで来訪。アゴラにあるモノに興味津々。太鼓を叩いたり、5年生のお
兄ちゃんに箱に入れてもらったり、、うれしそうな笑顔が印象的でした。またいつでもどうぞ。


2006.02.9(THU) 木片の造形

幼児クラスの子ども達は木片の造形を楽しんだ。小学生が糸鋸やノコギリで切った様々な形の木
片を組み合わせながら、イメージを膨らませていました。お迎えの時間になっても、もっと続け
ていたい様子で、なかなか帰ろうとしません。また、木片で作りましょう。


2006.02.8(WED) 月の観望

2年生の男の子が、組み立てキットで作った天体望遠鏡を持ってきた。アゴラの周辺は明かりもな
く星を見るには最適。冬の星空は、空気が澄んで、一段と光り輝いている。男の子は、アゴラの
庭に三脚をセットし、月を観望をはじめる。ピントを合わせ、月の表面の観測。お迎えのお母さ
んや友だちも覗かせてもらう。みんな寒さを忘れ、一頻り、月の観測を楽しんだ。


2006.02.5(SUN) ネオカラーで着彩

今日は、ボックス絵画や宝箱をネオカラーで彩色をしました。まず、糸鋸で切り取った、各パー
ツや箱を彩色。乾いたら箱に構成し、ボンドで接着して仕上げます。蓋のついた宝箱は、各面を
いろんな色で彩色して仕上げました。どんな宝物を入れておくのかな?6年生は、油絵が徐々に
出来上がって来ています。今日も女の子が、ラワンの手製額縁を作り、初めての油絵を仕上げま
した。とても大切な絵ですね。


2006.02.4(SAT) アゴラの庭と屋根裏

朝のアゴラは、室温1度。ストーブは、フル稼働。外の水道は、ホースから氷りが飛び出し、水
も使えません。10時過ぎ、風もなく、穏やかな日和になりました。クリスマスでイルミネー
ションプランを立てた子ども達は、庭のミニハウスの照明を外したり、周辺の整備をはじめまし
た。この時間になるとだいぶ暖かくなり、外に出て、氷り取りや山桃の木登りをして遊ぶ子ども
達で、アゴラの庭はにぎやかになりました。山桃の木には、子どもが作った縄梯子もあり、気分
良さそうに木登りを楽しんでいました。山桃の木から見える景色もなかなかいいですよ。
アゴラには、屋根裏があります。黒光りした太い梁や柱で囲まれた屋根裏は子ども達のもう一つ
の住処です。屋根裏には、縄梯子で登ります。道具や素材は滑車に取り付けた布袋で引き上げま
す。薄暗い、何ともいい空間を子ども達は、好きです。カメの甲羅の中のようです。


2006.02.2(THU) すみかの居心地

今日は、続いた雨もあがり、気持ちの良い天気です。アゴラの裏山にタンポポが咲き出していま
す。まだ寒さは来そうですが、春はもうそこまで来ています。子ども達の野外活動も活発になる
でしょうね。
カメカメランドの中で緑色の蒸着シートを屋根にしたカラフルな住処があります。今日は、幼児
クラスの子どもがちょっと探検。壁には絵や人形、様々な手作りの装飾。部屋の中にはテーブ
ル、道具箱、ゴミ箱もあって、ずっと遊んでいたいような楽しく、すてきな部屋です。子どもは
しばらく遊んで出てくると、中の様子を興奮気味に教えてくれました。


2006.02.1(WED) ボックス絵画

小学生は、ボックス絵画の制作をはじめています。まず、角材とベニヤ板で箱の製作をしてから
思い思いのイメージを形にしていきます。電動糸鋸でベニヤを切り抜き、絵柄を作ります。出来
た絵柄を箱に構成、彩色し、仕上げます。一人一人、どんな作品が出来上がるか楽しみです。







AgoraCopyright (C)Agora art works for children All right reserved.
このサイト上のすべてのデータの著作権はAgora子ども美術工場に帰属します。