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2004 Agora diary
このページではAgora子ども美術工場のこどもたちの様子、周辺の自然、カメパオなどをレポートしていきます。(渋垂)


PHOTO/3月3日




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- 2004March 3 -





自主制作・影絵劇/04/03/21/(SUN)/晴れ



今年度最後の日曜日クラス。彼ら5人組は、これまで影絵劇の自主制作をして
きた。今回で第3作目になります。脚本から作り上げ、監督、照明、音響、影
絵人形の制作、配役などすべて5人で分担。サンタマンを主人公にコメディー
タッチのユーモラスな影絵劇です。5人の内4人は中学生にアゴラ最後の制作
になります。とても楽しい仲間達でした。時々、後輩のサポートに来てくださ
い。

制作風景/04/03/20/(SAT)/晴れ




アゴラでは、こどもたちが作りたいものを作り、描きたいものを描く、自主的
な活動が主体です。時には行事、手法や技術を知る課題、季節のスケッチ、
キャンプ(アゴラ最大の行事かな)に必要なスプーン、カレー皿、椅子など共
通の活動もありますが、特別なことがないかぎり、こどもたち独自の活動を優
先します。二人で共同製作、手を貸したり、4〜5人のグループ活動、もちろ
ん一人で制作。場所もいろんな所で作業。屋外での活動もあります。室内のカ
メカメランドは5つのグループがそれぞれの段ボールや牛乳パックの住みかを
維持管理しています。この活動は2001年の4月解体したカメパオ後、その年
の10月から2年半になります。補修、リフォームしながら使い続けていま
す。カメカメランドはこどもたち活動の拠点で精神的な柱にもなっているよう
です。同じくアゴラの屋根裏部屋もこどもたちの大事な居場所のように思えま
す。ここでの活動を楽しむ子も多くいます。また、暖かくなってきましたら、
アゴラの森のカメパオや山桃の木、小さなハウスでの活動、昆虫や草花の採
取、と野外活動が盛んになることでしょう。


窯入れ2/04/03/18/(THU)/晴れ



昨日に引き続き窯入れ。アゴラのガス釜は建物と建物の間の軒下にある。風の
ある日はもろに影響を受け。窯の三方にトタンを被せ、風よけにする。今日は
昨日より温度の上がりが悪い。風のせいか?ガスの調整が悪いのか?時間が掛
かった。10:30すぎ900度を超す。火を落とし帰る。庭の黄色いラッパ
水仙が部屋の明かりに照らされてきれいだった。


窯入れ/04/03/17/(WED)/晴れ

今日から陶芸窯に火を入れる。今回は、デリケートな造形が多いので素焼きに
は神経を使う。いつもより時間を掛け(10時間)、徐々に温度を上げた。焼
成温度は900度。これからしばらくは、窯に火を絶やせない。こどもたちは、
海と魚の水彩画、宝箱のペイント、木刀のカンナ掛け、カートのウイング修
理、聖火トーチを入れる箱の製作などをしました。




楽しい仲間/04/03/14/(SUN)/晴れ

日曜日クラスのこどもたちは、冬から影絵劇に取り組んできました。オリジナ
ルの台本を書き上げ、シナリオに沿った影絵の制作をしました。この1ヶ月は
監督のもと、読み合わせ、影絵の操作、音響、照明効果などを練習してきまし
た。彼らが制作した三作目の影絵劇上演は、3月21日(日)のam11:30で
す。




原っぱのツクシは次々に芽を出していて、袋いっぱい採れました。帰り、道端
の八重桜が八分咲き。急に暖かくなって、いつもの年より早いようです。

1,頭と袴を丁寧に取り除いたツクシを水で丹念に洗う。

2,鍋にツクシを入れ、ツクシが隠れるぐらいの水を入れる。

3,砂糖2、みりん1、醤油2の割合で最初はうすめで煮込む。灰汁は丹念に
取り除く。この作業を怠ると美味しく仕上がらない。

4,15〜20分ぐらいで味見して調味料を調整する。調合ができたら、煮詰
まるまで煮込んでいく。焦げないように注意する。約40分ぐらいで出来上が
ります。




里山の散策/04/03/13/(SAT)/晴れ

今日は、少し足をのばし、ツクシ採りを兼ねた里山散策を楽しみました。冬の間できなかった散策に、こどもたちもうれしそうでした。山沿いの小川では、ハヤの稚魚が泳いでいました。この小川でよく見かける沢ガニは、まだ出てきていないようでした。こどもたちは、もう少し奥のツクシが群生する原っぱで、たくさんのツクシを採取し帰りました。




ツクシの佃煮/04/03/11/(THU)/晴れ

今日は幼児クラスのこどもたちとツクシ採り。昨日の原っぱで採取。ここはツクシ畑のように群生していて、昨日採ったにもかかわらず、今日はそれ以上に生えている気がする。そんなツクシ採りに、こどもたちは興奮気味です。



30分ほどでツクシ採りは終えました。アゴラに戻る途中にある鉄板の簡易橋は、こどもたちの難所。ゆっくり渡りきり、ホッとする女の子。農機具を置いた小屋の脇にキャタピラーを見つけた車博士の男の子が女の子に「これ車のキャタピラーだよ」と教えていた。V字の道では、側壁を綱渡りするようにバランスをとりながら帰りました。



テーブルの上に採ってきたツクシをひろげ、佃煮の下ごしらえ。ツクシの頭と袴を取り除き茎だけを残す。これを取り忘れると苦かったり、じゃりじゃりして食べられない。黙々と取り除き、下ごしらえが出来ました。



ツクシは、良く洗い、甘辛く40分ほど煮込みます。出来上がったツクシの佃煮は、こどもたちにも好評で「美味しい!もっと食べたい」なんて言ってました。またつくろうね。




ツクシ採り/04/03/10/(WED)/曇り

今日は、朝からぽかぽかした陽気。今年一番の暖かさです。こどもたちと春のお楽しみツクシ採りに出かけました。川沿いの土手にはツクシがまだ見あたりません。今年は顔を出すのが遅いのかな?こどもたちの提案で川向こうの原っぱに行きました。顔を出したばかりのツクシが一面に出ていました。出来るだけ伸びているものだけを採取して持ち帰りました。部屋に帰り頭と袴を取り除き佃煮の下ごしらえをしました。おいしい佃煮が出来ましたよ。アゴラの春の味です。




風車とドジョウ/04/03/06/(SAT)/晴れ

アルミで作った風車を庭に置く。今日は冷たい風が吹いている。アルミの羽は陽にあたって、光ながらよく回っていた。ドジョウの身体は板。頭、エラ、尻尾はアルミ板。アルミの板はビスで留める。お腹にキャスターを付け動く。愛らしいキラキラ光るドジョウが出来ました。ローラーボードのように乗って遊んだりもしていた。




ペーパークラフトとゴーカート/04/03/03/(WED)/晴れ

色画紙でカブトムシ、蝶、トンボ、イモムシ、カニ、ザリガニ、鳥を製作。
石、小枝を庭から採取して、それぞれの留まり場所も作りました。先週から修
理していた手製のゴーカートが直りました。早速、庭先の通路(コンクリー
ト)で走行テスト。すこし勾配のある道を気持ちよさそうに走らせていまし
た。









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