ブログ小説 妙なこと 第九話(10)

「道具袋も入れたし、クーラーも入れたし!?」
「もう忘れ物はないかな!??」
と義雄が言うと、
「うん。俺のほうも忘れ物はないよ!。」
と修二が言ったのでした。

「じゃあー行くかあー!?」
そう義雄は言うと、車はゆっくり走り出したのです。
そして少し走ると、船宿の前に止まったのでした。

「ちょっと挨拶(あいさつ)してくるから!?」
と義雄は言うと、ドアを開け車を降りて、船宿の中に入っていったのです。
そしてしばらくすると、うれしそうに車に戻って来たのでした。
運転席に座りシートベルトをすると、修二のほうを見たのです。
「きょうは今週で一番大漁だったってさあ!?」
と義雄は言ったのでした。

「へえー!?そうなんだあー!!??」
「じゃあいい時来たね!お父さん!!?」
と修二もうれしそうに言ったのです。
「お前には釣りの才能があるのかもしれないぞー!!?」
「運も実力のうちって言うからなあー!!??」
と義雄はニコニコして言ったのでした。

「じゃあー行こう!?」
そう義雄は言うと、車はゆっくりと走りだしたのです。
少し走ると、
「修二!?これから渋滞するから、何か飲み物と食べ物を買っていこう!?」
「それにトイレにも寄っていかなきゃあー!?」
と義雄は言ったのでした。

そしてじきに、車をコンビニの駐車場に入れたのです。
「お父さんトイレによっていくから!?」
「食べ物は、シャケのおにぎりとサンドウィッチでいいからな!?」
「飲み物は、お茶でいいから!!?」
「お前は好きのものを買え!!?」
義雄はそう言うと、修二に5千円札を渡したのでした。

ふたりはいっしょにコンビニに入り、
義雄は修二に鍵を渡すと、トイレに行ったのです。
修二は買い物カゴを手に持つと、
義雄が言った物を探し、先に買い物カゴに入れたのでした。
そして自分の好きな物を入れ終わると、本棚のところに寄り、
少し立ち読みすると、週刊誌を2冊、カゴに入れたのです。
それからレジのところに行ったのでした。

修二は会計を済ませ、車を開け、助手席で週刊誌を読んでいると、
義雄が戻って来たのでした。
「待ったかあー!??」と義雄が車に乗り込み言うと、
「そんなでもないよ!?」
「大きいほうだった!!??」
と修二が言ったのです。

「ああー!?」
「車に乗ったら、急にしりたくなったんだ!!?」
と義雄が言うと、
「朝来るときの俺みたいだね!?。」
「急にしりたくなったんだあー??!」
と、修二が言ったのでした。

「じゃあー!?しる物もしったし!!?」
「行くかあー!??」と言ってすぐ、
「ところで修二お釣りは??!」
と義雄が言ったのです。

「へへー!?憶えてたあー??!」
「渋滞するんじゃあー!?読み物をほしいかなって思って!!?」
「週刊誌を買ったから!?」
そう修二は言うと、
義雄に1000円札と小銭とレシートを渡したのでした。

「まあーしょうがないかあー!?」
と義雄は言うと、小銭入れに小銭を入れ、
財布に1000円札とレシートを入れると、ポケットにしまったのです。
そして車は走り出したのでした。

「ところでお父さん!?」
「あの靄(もや)の中の車は、結局何かわからなかったんだねえー!?」
と修二が言うと、
「そうだなあー!??」
「でも今考えると、朝東名で、俺たちの車を追い越して行った車に、
似ていたような気もするんだよなあー??!」
と義雄が言ったのです。

それから車は、小田原西インターから小田原厚木道路に入り、
厚木インターまでは、少し渋滞しましたが、割りと順調でした。
東名に入り、横浜インターの手前から渋滞し始めたのですが、
そこを過ぎると思っていたよりスムーズに、家にたどり着いたのでした。

これで、お。し。ま。い。

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