ブログ小説 雀 鍵 第二章(10)
「今、本当にいい手だったのにー!?」
と悔しそうに配牌を持ってきた、ミソヤでしたが、
「さーて!?気分を変えてやるかー!??」
「もうこれなら流れないなー!?」
と言うと、白を切ったのでした。
「三元牌流れっていうのはないからなー!?」
「とりあえず、俺も白を切ってみるかー!??」
と言うと、マスターも白を切ったのでした。
「なんだまた同じ牌を切って!??」
とミソヤは、マスターのほうを見たのでした。
「気にすんなよ、みそやー!?」
「お前に合わせて打っているだけだから!?」
と雀鍵は言ってから南を捨て、
「合わせ打ちっていうんだけどなっ!!?」
「”ついてる”相手とか、親とかの同じ牌を切っていくと!?」
「自分の手が少しづつ良くなっていくんだあー!?」
「切る牌を配牌で決めないで、他人が打った牌で打っていくやり方さー!!?」
「マスターは”ついてない”と自覚したからやってるんだよー!??」
と言ったのでした。
「そうかー!??」
「じゃー俺は親だからかなー!??」
とミソヤが言うと、
「何ごちゃごちゃ言ってんだよー!??」
「もう俺切ったぞー!??」
と言ったパゲルでした。
「わりーわりー!?」
と言い、牌を持ってくると、
「ちょっと待ってー!??」
と言ったミソヤでした。
「テンパイだけど!?これじゃーしょうがねーなあー!??」
と言って、三筒を切ってきたのです。
「なんだよー!??」
「はえーじゃねーかよー!!?」
とマスターはびっくりして言うと、すぐ三筒を切ったのでした。
「やべーなー!??」
と雀鍵は言うと、東を切ったのでした。
「東!ポン!!?」
とミソヤが言ったのです。
そして四筒を切ったのでした。
「なんだあー??!」
「ドラ持ってるのか!?それとも混一色にいったのかあー??」
とマスターは言うと、一筒を切ったのでした。
「しかたない、八筒はどおだあー!??」
と言って牌を切った雀鍵でした。
「ぜんぜん!!?」
と答えたミソヤでした。
今度はパゲルが、
「ここを通せば、筒子はみんな通るだろー??!」
と言って、六筒を切ったのでした。
「つえーなー!??」
とミソヤは言うと、すぐに牌を持って来て、
手牌と入れ替え、五筒を切ったのでした。
「やっぱり混一色にいったのかなー??!」
とマスターは言うと、五筒を切ったのです。
雀鍵とパゲルも、筒子を落として切っていったのでした。
「かたいなー!??」
とうれしそうにミソヤは言うと、
持ってきた牌と入れ替え、八索を切ったのです。
「完全にやられた!!?」
「ドラも切ってきやがった!!」
とマスターは言うと、三索を切ったのでした。
「俺が食わせたら!?」
「いい牌持っていったようだなー!??」
「これじゃー!?もう間に合わねえーなー!??」
と言って一索を切ったのでした。
「混一色かー!??」
とパゲルは言うと、また筒子を切ったのでした。
ミソヤは次に牌を持ってくると、
「やっと持ってきたー!??」
と言って、九索を切ったのです。
そしてそれから三巡後にミソヤは、
ダブ東・混一色をツモったのでした。
「4千とおーし!!?」
とうれしそうにミソヤは、言ったとさ!!。
捨てる牌
↓
ツモ牌・・・五萬→東ポン→三萬→六萬→六萬→四萬
捨て牌・・・三筒→四筒 →五筒→八索→九索→三筒
↓
ダブ東・混一色テンパイの形
これで、お。し。ま。い。
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