ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第七話(2)

「なんだよー??!」
「またかよー!?そんな時だけだなー??!」
「電話掛けてくんのはよー!!??」
と良太は言ってからすぐ、
「瑞樹さー!?周の秘密って!!?」
「まさか!?教習所に行ってるってことかあー??!」
と言ったのです。

「えっ!!??」
「なんで知ってんの??!」
と瑞樹が驚いたように言ったのでした。

「本人に聞いたからさー!??」
と良太が言うと、
「そうなんだあー??!」
「じゃあー!?それはそれでいいとして!!?」
と瑞樹は言ってすぐに、
「行ってよねえー??!りょうたあー??!」
と甘えたように言ったのでした。

「行ってよねえーじゃなくてよー!??」
「どこに行ってくれってんだあー!??」
と良太は少し声を荒げ言ったのです。
「そんなに怒らなくたっていいじゃん!??」
「じゃあー言うけどさあー!??」
「横浜球場!!?」
と瑞樹が言ったのでした。

「なんだってえー??!」
「横浜球場!??」
「なんだー!?瑞樹!!?」
「オープン戦でも見にいくのかあー??!」
と良太が言ったのです。

「ピンポーン!!?」
と瑞樹が言ったのです。そして、
「良太!!?」
「ただだよ!ただ!!。」
「ねーえ!?すごいでしょー!!?」
と瑞樹がうれしそうに言ったのでした。

「ああー!?すごい!すごい!!?」
と良太があきれたように言うと、
「だってー!?良太とふたり分だよー!??」
「すごくないかなあー??!」
と、瑞樹が不思議そうに言ったのでした。

「お前さあー!?」
「それを早く言えよー!!?」
と今度はうれしそうに良太が言ったのでした。
「すげえー!」
「でかした!みずきー!!?」
とうれしそうに言ったあと、
「だけどよー?!」
「なんできょう電話してきたんだあー??!」
と不思議そうに今度は良太が言ったのです。

「それは行ってくれるんなら話すけど!?」
「行ってくれないんじゃあ−!??」
「話したってしょうがないじゃん!!?」
と瑞樹が言ったのです。

「行くに決まってるだろー!??」
「行くによー!!?」
「話はあとで聞くから!?」
「もう洗車終わるから、終わったら着替えてすぐ行くからさあー!??」
「お前、着替えは??!」
と良太が言ったのでした。

「もう着替え済んでるよー!?」
「良太行ってくれると思ったから!!?」
とうれしそうに瑞樹は答えたのです。
「よーし!じゃあー即行(そっこう)で行くからさあー!??」
「待っててくれなあー??!」
と良太が言うと、
「まだ時間あるから!??」
「急がなくていいから!?安全運転できてよー!!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「ああー!?わかってるよー!?」
「この間は、怖い思いをさせちまったからなあー!??」
「安全運転で行くよー!!?」
と良太は言うと、
「じゃあー!?待ってるから!?」
「切るねー!!?」
と言って瑞樹が携帯を切ったのです。すると良太は、
「あいわかった!!?」と答えると、同じように携帯を切ったのでした。

そして良太は洗車を終え片付けると、
部屋に戻ったのです。そして、
ジャージを脱ぐと春用の服に着替え、
まだ外は寒いので、ブルゾンを着たのでした。

「グラブ持ってったほうがいいかなあー??!」
と言うと、あわてて押入れを捜したのでした。
「ボールも持ってたほうがいいなあー??!」
「一応、グラブは二つ持っていくかあー!?」
と言うと、それらを抱え階段を下りて行ったのです。

「おふくろー!?」
「スーパーの袋あるかー??!」
と言って、台所に入った良太でした。

「あるけどー!?」
「なんに使うんだい?!」
と良太に背を向け、
炊事をしていた母の玲子(れいこ)が、すぐにそう言ったのでした。


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