ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第五話(2)

瑞樹は、アパートに着くと玄関の鍵を、
持っているポーチから出し、ドアを開けたのでした。
「入って!?」と瑞樹が言うと、
「おじゃましまーす!?」
と言って、慶子が中に入ったのでした。

瑞樹は自分のスリッパを履(は)くと、
隣に並べておいたスリッパを指差し、
「慶子!これ履いて!?」
と言ったのです。

「うん!わかったー!!?」
と慶子は言うと、スリッパを履き、テーブルのところへ行ったのでした。
「慶子!?ちょっと待ってて!!?」
「テーブルの上、拭いちゃうからー!??」
と瑞樹が言ったのです。

「うん!」そう慶子は言うと、
テーブルからイスを引き出し、コンビニの袋と、
自分のショルダーバッグを置いたのでした。

瑞樹はテーブルを拭き終わると、
スイーツの箱を置いたのです。
「お弁当、冷蔵庫に入れておくよ!?かして!?。」
と瑞樹が言うと、
「うん!」と慶子は言うと、
お弁当を袋から取り出し、瑞樹に渡したのでした。
瑞樹はそれを受け取ると、自分の買ったお弁当といっしょに、
冷蔵庫に入れたのです。

瑞樹がポットの再沸騰ボタンを押し、
「袋。ゴミ箱に捨てるから!?」
と言うと、慶子がすぐに、
「はい!?」と言って、コンビニの袋を手渡したのです。
瑞樹はそれを受け取り、
自分の袋といっしょに、ゴミ箱に入れたのでした。

瑞樹はそれが済むと急いで洗面所に行き、
手を洗いうがいをし、テーブルのところに戻って来たのです。
「慶子!?手を洗って、うがいをしなよー!!?」
と瑞樹が言うと、
「うん!わかったー!!?」
と慶子は答えると、洗面所へ行き、手を洗いうがいをしたのでした。

「今風邪が流行(はや)っているから!?」
「気をつけないとね!!?」(はーい!でももうひいてるじゃん!!)
と瑞樹が言ったのです。
「顔を洗うのもいいんだってよー!?」(へえー!!?)
「テレビで言ってたけど!!?」
「女の人はお化粧してるから!?できないよねえー!??」
と慶子が言ったのでした。

「ほんとー!!??」
「じゃあーやってこよっ!!?」
そう瑞樹は言うと、また洗面所に行きこんどは顔を洗ったのです。
そして、すぐに戻ってきたのでした。

「あんたさー!?お化粧してないのー?!?」
と慶子が言うと、
「水に強いって書いてあったから!?」
「だいじょうぶだよーきっと!!?」
そう答えた瑞樹でした。
「まあーいいけどさー!??」
「瑞樹がいいなら!?」
と慶子が言ったのです。

「慶子、紅茶でいいんだよねー!??」
「あたしはコーヒーにするけど!!?」
と瑞樹が言ったのでした。
「ごめんね!!?」
「面倒ならコーヒーでもいいけど!?」
と慶子が言うと、
「面倒じゃないから!?」
「ちょっと待ってて!?」
と瑞樹は言い、カップを二つ用意したのでした。

それぞれのカップに、インスタントコーヒーとティーバッグを入れ、
沸騰したポットのお湯を注いだのです。
受け皿にスプーンとミルクとシロップとシュガースティックを添え、
コーヒーと紅茶を入れたのでした。
「はいどうぞ!」と言って瑞樹は慶子の前に置いたのです。
そしてスイーツの取り皿に、小さめのフォークとナイフを添え、
いっしょに出したのでした。

「ありがとう!」 と慶子は言うと、取り皿の上にさっき買って来たスイーツを、
瑞樹のぶんと自分のぶんをのせたのです。
そしてふたりはうれしそうにニコッとすると、
「いっただっきまーす!!。」
と言って、一口飲み、一口食べたのでした。


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