ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第三話 (2)

瑞樹は会社は定時で終わったのですが、
職場の人たちとしゃべっていて、着替えを終え、
会社を出て駅に着いたのが、6時近くだったのでした。

「今からアパートに戻って、夕飯食べたんじゃあ!?
遅くなちゃうなあー!??。」
「しょうがないなあー!?」
「マックでも寄ってくかー!?。」
と、ひとりごとを言うと、マクドナルドに寄ったのでした。

瑞樹は夕飯を、ハンバーガーで済ませたのでした。
マックの近くの停留所から、バスに乗り、
良太の家の近くの停留所で、降りたのです。
そこから歩いて、良太の家まで行ったのでした。
「こんばんはー!?」
と言って、瑞樹は玄関の戸を開けたのです。
すると台所から、良太の母の玲子(れいこ)が、出て来たのでした。

「いらっしゃーい、瑞樹ちゃん!?」
「久しぶりねえー!?」「元気??!。」
と、玲子が言ったのです。
「はーい!なんとかやってまーす!?。」
と、笑って言うと、
「一人暮らし、もうなれたあ??!」
と、玲子が言ったのでした。

「はい!。でも朝起きるのが遅くて、
いつも会社ギリギリなんです!?。」
と、笑って言うと、
「そうー!?でもがんばってねっ!?。」
「とにかく上がって!?。」
「こっち、こっち!?。」
そう言って、手招きをすると、台所に呼んだのでした。

「そこでいいわ!?。」 「その椅子に座ってちょうだい!?。」
と、玲子が言うと、
「じゃあー、失礼しまーす!?。」
と言って、瑞樹は玲子が言った椅子に、座ったのです。
「さっき、良太から電話があって、一時間残業だって!?。」
「でも、もうすぐ来ると思うから、ここで待っててね!?。」
と玲子は言うと、自分が食べた食器を、片づけ始めたのでした。

「瑞樹ちゃん、ご飯は?!」
と、玲子が言ったので、
「食べてきました!。」と、瑞樹は答えたのでした。

「でもー?!デザートなら食べれるでしょ!?。」
「これおいしいのよー!?。」
と言うと、冷蔵庫を開け、
中から、プラスチックの小さめのケースを取り出したのです。
そして、「これ!。」と言うと、ニコッと笑ったのでした。

それからそのケースを、瑞樹の前のテーブルの上に、置いたのです。
ケースの真ん中に、帯がかかっていてそれには、
”しあわせバナナクレープ”と書いてあったのでした。
「瑞樹ちゃんバナナ好き?!」
と、玲子が言ったので、
「はい、好きです!。」
と、瑞樹はすぐ言ったのです。

「よかったわー!?」
「ちょうど二個あるから、食べましょ!?。」
そう玲子は言うと、帯を取り、プラスチックのケースを開け、
いつもショートケーキなどを載せる、少し値段の高い皿を、
食器棚から取り出しテーブルの上に置くと、
手を洗ってタオルで拭いてから、
「手でいいわねえー?!。」
と言って、皿に載せたのでした。
そして、小さなナイフとフォークを添えたのです。

「食べてみて!?。」
と、玲子に言われた瑞樹は、
フォークを当て、ナイフを使い、4分の1ほどを切ったのでした。
切ったものをフォークで刺し、
「いただきまーす!。」
と言うと、食べたのです。
「うまー!!?。」
「チョーうまー!!?。」
と、うれしそうに言ったのでした。

「でしょー!!?。」
「安いのにおいしいのよー!!?。」
と言うと玲子は、
「そうそう!、忘れてたわ!?。」
「紅茶、出さなきゃー!?。」
と言って、食器棚からティーカップを出し、
ティーパックを入れると、ポットからお湯を注ぎ、
ティーパックを5,6回動かすと、
「受け皿いらないわね!?。」と言うと、
ティーパックを取り出し、
それを瑞樹に出したのでした。

残ったティーパックを、すぐ自分のティーカップに入れると、
ポットからお湯を注ぎ、フォークの腹で押さえると、
「出てきた出てきた!。」
と、ティーカップの中を見て、うれしそうに言ったのです。
すると玄関の戸を、「ガラガラ」と開ける音がすると、
大きな声で、「ただいまー!?。」と言って、良太が入って来たのでした。


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