ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第二話 (12)

お昼ちょっと前に、三津シーパラダイスを出ると、
大瀬崎(おせざき)を目指して、車は走り出したのでした。
「お昼になるけど、どこで食べるの?!。」
「ねえー!りょうた!??。」
と、瑞樹が言うと、
「もう少し先に磯料理の店があるからそこで食べるんだ!!。」
と、良太は答えたのです。

しばらく走ると、磯料理の店に着いたのです。
2階に上がると、何人かお客さんがいたのです。
そして四人は、テーブルの席に座ったのでした。
メニューを見て、朝と同じように、それぞれが違うものを注文し、
それをみんなで分けて、食べたのです。
「おいしい!おいしい!」と言って、
きれいに全部をたいらげたのでした。

「ああー!腹いっぱいになった!。」
「少し走ると、大瀬崎に着くから!。」
「そこで海水浴しよう!。」
と、良太が言ったのです。

「さっき通ってきたところにも海水浴場があったね!?。」
「あそこは子供がたくさん泳いでいたよー!?」
「あそこでもよかったけど!。」
と、瑞樹が言ったのでした。

「俺も初めて行くんだけど!。」
「大瀬崎のところに、伊豆の七不思議のひとつがあるんだってさー!?。」
と、うれしそうに良太が言ったのです。
「へー!?面白そうじゃん!?。」
「とにかく行ってみよー!。」
と、周もうれしそうに言ったのでした。

「わかったわ!じゃあーここも割り勘ね!。」
「そういえばニュースで、ダイビングの人が亡くなったっていうのを、
いつだったか聞いたことがあるけど!確か大瀬崎だっていってたような??。」
「まーいいかー!?。」
「ダイビングするわけじゃあーないし!?。」
と、慶子が言ったのです。

四人は、会計を済ませると、車に乗り込み大瀬崎を目指したのです。
大瀬崎に着くと、車のトランクを開け荷物を持つと、
駐車場から少し歩いて、海岸まで出たのです。
「あんまり広くないわねえー!?」
「泳ぐなら、さっきのとこのほうがよかったかも?!。」
と、慶子が言うと、
「大瀬神社の池だっていうから、あっちだー!!。」
と、左の岬のほうを指差して良太がそう言ったのでした。

海の家に入ろうと言う良太と、もったいないから、
浜辺でいいという三人とに、別れたのですが、
良太が全部払うということで、海の家に入ったのです。

四人は、荷物を海の家の人に預けると、先に池に向ったのでした。
池に着くと、そこにはいっぱい、大きな鯉などの魚が泳いでいたのです。
海からちょっとしか離れていないのに、真水が涌き出ていたのでした。
「この池のことだよー!伊豆の七不思議のひとつって!?。」
と、良太は言うと、四人で池の周りをしばらく歩いたのでした。

池から帰ってくると、水着に着替え、海水浴を楽しんだのです。
三時を過ぎると、波が出てきたので、泳ぐのをやめ、
着替えて、大瀬をあとにしたのでした。
そしてそこから、車で戸田(へだ)へと向ったのです。
山道を走り抜け、戸田に近い下り坂を走っていると、
「あれー!。あんなに人が泳いでるよー!?。」
と、瑞樹が言ったのです。

「旅館や民宿があるから、夏休みで人が多いいんだよーきっと!!。」
と、周が言うと、
「あれ??!。温泉って書いてあったよー?!。」
と、瑞樹が言ったのでした。
「もう少しで、観光センターがあるから、そこでおみやげを買おう!?。」
と、瑞樹が言ったことばを無視して、良太が言ったのです。

「りょうたー!何で無視するんだよー??!。」
と、瑞樹が言うと、
「しょうがねえだろー!これから込む時間帯になるんだから!?。」
「いちいち、停まってられねえよー!?。」
と、良太は言ったのでした。

戸田の観光センターでおみあげを買うと、すぐの交差点を左に曲がり、
戸田峠を越え、少し混んでいる修善寺道路に出たのです。
そしてしばらく走ると、左に狩野川が見えたのでした。
そこにはたくさんの、鮎釣りの人たちが見えたのです。

「へー!??鮎釣りって、川の中に入って釣るんだー??!」
と、瑞樹が言うと、
「よくニュースでやってるじゃん!。」
と、慶子が言ったのです。

「テレビでは見てるけど、実際見るとやっぱり違うなあー?!。」
「あっ!釣れた!!。」
と、周が言ったのでした。するとみんないっせいに、そっちを見たのです。
「危ないよーりょうーたー!!!。」
と、大きな声で慶子が言ったのです。
すると良太は、何事もなかったかのように、まっすぐ前を向いたのでした。

それからしばらく走ると、
「やべえー行き過ぎちゃったー!!。」
「いいや!抜け道を探すから!??。」
というと、ナビをセットし直したのです。
「だいじょーぶかよー??!。」
と、周が言うと、
「だいじょうぶだあー!?。」と、志村けんの物まねをしたのでした。

そして伊豆中央道の料金所の手前を、右に曲がったのでした。
それから、ナビの指示通りに、わけのわからない道を行くと、
沼津市役所の交差点のところに出たのでした。
「さすが!ナビだなあー?!。」
と、良太が言うと、
不安げにしていた三人が、拍手したのでした。

「よかった!。さすがナビはえらい!!。」
「良太が間違ったのを、フォローしたもんね!!。」
と、瑞樹がうれしそうに言ったのでした。

交差点を右に曲がり、狩野川の橋を越えると、
こんどはそのまま、まっすぐに、道路を行ったのでした。
新幹線の下をくぐると、左に曲がりそのまま道なりに行くと、
交差点に出たのです。そしてすぐに沼津インターに入ったのでした。
それから四人を乗せた車は、厚木を過ぎたあたりから、
渋滞に巻き込まれましたが、
何とか無事に、全員家までたどり着いた。と。さ!。

これで、お。し。ま。い。

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