ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第二話 (2)

「もしもしー?!。」
「周ちゃーん?!。あたし!。」
と瑞樹が言うと、
「瑞樹かあー!?。」
「なんだあー?!。」
と周が言ったのでした。
「来週のドライブいけるーう?!」
と、瑞樹が言うと、
「いまのところそのつもりでいるから!?。」
と、周は答えたのでした。

「よかった!。だけど、おじいさんの具合はどお?!。」
と瑞樹が心配して言うと、
「ああ!。病院だから温度も一定になっているし、
今のところは、病状は安定してるって!。」
「親父がそう言ってたから!?。」
「いけると思うよ!。」
と、周が言ったのでした。

「わかった!。」
「じゃあ!。また近くになったら連絡入れるから!。」
「えーとー?!。」
「ほかになんかなかったかなあー?!。」
と、瑞樹が言うと、
「お前さー!?。」
「この間。財布がどうのこうのっていってたけど!。」
「良太に借りたお金、返したのかよー?!。」
と、瑞樹のことを心配して言ったのです。

「周!。心配してくれてありがと!。」
「もち!。お金は返したよ!。」
「アイツうるさいから!?。」
と、瑞樹が答えると、
「じゃあー!。お金は見つかったのかあ?!。」
と、周が言うと、
「うん!。違う財布に入れてあった!!。」
「あたしらしいでしょ!。」
と、笑って瑞樹は、言ったのでした。

「あったからよかったけど!。」
「お前!。アパートで、一人暮らしなんだから!。」
「お金はちゃんと管理しろよ!。」
と、周が言うと、
「うん!。わかった!。」
「今度お給料入ったらおごるよ!。」
「周は学生だから!。」
「そのとき、また電話するから!。」
「じゃあー切るね!。」
と、瑞樹は言うと、携帯電話を切ったのでした。

「えーと、これでいいと!。」
うれしそうにそう言うと、瑞樹は、掃除機を掛け始めたのでした。
それからしばらくしてから、
「あっ!。そうだあー?!。」
「どうもなんか忘れてる気がしたんだ!。」
そう独り言を言うと、周にまた電話したのです。

「周!。あたし!。」
「さっき言い忘れたけど!。」
と、瑞樹が言うと、
「瑞樹ちゃん!?。おばさんだけど!。」
と、周の母の和江が電話に出たのでした。

「今!。周はトイレに入ったのよ!。」
「テーブルに携帯置いたままだったんだけど!。」
「きっと瑞樹からだから!?。電話に出てって!。」
「そう大きな声でトイレから言われたのよ!。」
と、和江が言うと、
「ええー!?。あたしってどうしてわかったのかなあー?!。」
「やっぱり、周は頭いいねえ!。おばさん!。」
と、瑞樹が驚いたように言ったのです。

「勘じゃないの?!。」
と、和江が言うと、
「勘かあー?!。」
と、瑞樹は言ったあとすぐ、
「じゃあ!。おばさん!。」
「今度のドライブだけど!。」
「朝、3時か4時に出かけることになると思うから!。」
「そのつもりでいてって!。言ってください!。」
と言うと、
「わかりました!。3時か4時ね!。」
「じゃあ!。そう言っとくわ!?。」
と、和江は答えたのです。

「お願いしまーす!。」
「じゃあ!。切りまーす!。」
と、瑞樹は言うと、携帯電話を切ったのでした。


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