ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第十話(15)

レストランでの食事を終え、
「さあー!?またショッピン・グーでも行きますかあー!?」
と瑞樹がエド・はるみの物まねで言うと、
「お前たちさあー!?」
「買わないんだったら!?」
「もう!釣りに行こう!!?」
と周が言ったのです。

「かわいいのがあったら買うよー!?」
「ねえー!?みずきー!??」
と慶子が言ったのでした。すると、
「もちろん!そのつもりだけどさあー!?」
「今までわたしたちに付き合ってくれたんだから!?」
「午後からは、周ちゃんに付き合ってやろうかあー!?」
「ねえー!けいこー!!??」
と瑞樹が言ったのです。

「うーん!?そうだねえー!?」
「しかたない!そうしよー!!?」
と慶子が言ったのでした。
それから四人は、自分の分は自分で支払いを済ませ、
レストランを出たのでした。

四人を乗せた車は、
大洗リゾートアウトレットモールの駐車場を出ると、
大洗港魚釣り園を目指したのでした。
10分もかからずに、駐車場に着いたのでした。
駐車場の海側は駐車場が空いていなく、
海より少しはなれた場所に車を駐車したのでした。

男ふたりが釣り道具を持ち、
車を停めたところから海が見えるところまで来ると、
右側には砂浜が広がっていて、
左側に海へと延びた突堤が突き出ていたのでした。
すでにかなりの人が釣りをやっていたのです。

「ここさあー!?」
「夏、海水浴によさそうだねえー!?」
と瑞樹が浜を見て言ったのでした。すると、
「いいけど!?」
「ここの駐車場いっぱいになっちゃうよー!?きっと!!?」
と良太が言ったのでした。

管理事務所に寄り、大人ひとり200円の入園料を支払い、
どのくらいのの長さの突堤かと訊くと、
海岸線からだいたい長さ280メートルぐらい出ているとのことでした。

「今、何が釣れてるんですか!??」
と周が訊いたら、
「サビキなら小アジや小サバ」
「投げ釣りならキスやイシモチ、メゴチなどがけっこう釣れています!」
との答えが返ってきたのでした。そして、
「竿はひとり2本まで!」と言われたのです。

すぐに周は、
「じゃあー!?投げ竿を取ってくるよー!?」
「そのあいだに、餌を買っといてくれるー!??」
「青イソメとアミエビ!!?」
と言うと良太から鍵を借り、
駐車場へと戻り、車のトランクから急いで竿を持って来たのです。
周が戻ってくると四人は、突堤へと向かったのでした。
そしてえさ代は、割り勘としたのです。

釣り場に着くと、先に瑞樹と慶子の竿の仕掛けを作ったのです。
それが済むと周は、
すぐに2本持ってきた投げ釣り用の竿に仕掛けをつけると、
「良太!?俺たちはこれで勝負しようぜえー!!?」
と言ったのです。すると良太が、
「何!?賭けるかあー!??」
と言ったのでした。

そして結局2時間の勝負としたのです。
すると瑞樹がそれを聞いて、
「あたしたちも参加するー!?」
「ねえー!?けいこー!!?」
と言うと、
「うん!きょうは曇ってるから、飲み物買い忘れちゃったあー!?」
「飲み物賭けないー!??」
「負けた人が管理事務所まで買いに行き!?」
「おごるっていうのどおー!!??」
と慶子がうれしそうに言ったのです。

「サビキのほうが釣れるに決まってるんじゃんかよー!?」
「なあー!?周!!??」
と良太が不満そうに言うと、
「おもしろそうだなあー!?」
「よーし!分かったあー!?」
「そうしよう!!?」
と周がニコニコして言ったのでした。

「じゃあー!?サビキに替えるー!!?」
と良太が言ったのです。すると、
「いいよー!?だけど!?」
「変える時間も2時間の中に入れるからなあー!?」
と周が言ったのでした。

「分かったー!?」
「じゃあー!?2時間なあー!?」
「よーいドン!!?」
そう言うと良太は、
周が作った仕掛けを、サビキの仕掛けに替え始めたのです。

瑞樹と慶子はコマセかごに、
周が海水を汲んでくれて少し溶けたアミエビを8分目ほど詰めると、
すぐに仕掛けを投げ入れたのです。すると、
ふたりともすぐに小サバが3匹釣れたのです。
そして良太が仕掛けを替えてるあいだに、
どんどん釣れたのでした。

一方周は、キス用の仕掛けに青イソメをつけ、
投げ入れたのです。
良太が仕掛けをつけ替え、
コマセをカゴに詰め仕掛けを海に投げ入れたとたん、
周にメゴチが3匹、キスが1匹釣れたのでした。

その後も周はコンスタントに釣れたのですが、
サビキ釣りの三人は、
しばらくすると小サバの群れがどこかに行ってしまったらしく、
ぜんぜん釣れなくなってしまったのでした。

途中で仕掛けを替えようとした良太は、
瑞樹と慶子に「だめ!!」と言われ、
そのまま2時間を過ごしたのでした。
結局、負けた良太は飲み物を買いに行き、
みんなに手渡したのでした。

それから1時間ほど釣りを続けたのでした。
「あまりいても、帰りが遅くなるから!?」
「帰ろー!!?」
と良太が言ったのです。
そしてみんなが釣った魚をクーラーに入れ、
手を洗い駐車場に戻ると、
来た道をまた戻り、高速に乗ったのでした。

かなり混んでいたので、
三人を無事家に送り届けると、
良太が自分の家に着いたのが、11時を過ぎていたのでした。
めでたしめでたし!!

これで、お。し。ま。い。

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