明日のことは過去のこと 第二巻 第二章(9)

「そうです!。」
「その調子です!。ほんとにあなたの笑顔はすばらしい!!。」
「あなたの笑顔を見ているだけで、
私の気持ちがうきうきしてくるようです!。」
神がそうニコニコしながら言うと、
「ありがとうございます!。」
「神にそう言って頂けるのが、私は一番うれしいです!。」
ニコニコしながらレンゲは言いました。

二人が楽しそうに会話をしている頃、
神の隣の部屋の第2特別来賓室では、置いてあるソファーが取り除かれ、
テーブルや食器が運ばれていました。
夕食の支度の準備をしていたのです。
準備はほとんど終わりに近づいていました。
準備をしている者たちが種族のことばで話していました。

「今日来た人はよっぽど重要人物らしいな!。」
「そうだな!。総料理長が直接料理をすることなんて、
めったにありはしないよ!。」
「どんな人物なんだろう!。」
「やっと見つかった流刑地の管理をしている人物だそうだ!。」
「ほー!?。」
その話を聞いていた準備担当者が、
「お前たち!。準備が終わったなら、
しゃべってないで早く出て行くんだ!。」

夕食の準備はできて、あとは料理を運ぶだけになりました。
準備担当者が総料理長に電話をして、
支度が整ったことを告げたのでした。

しばらくすると、総料理長が部屋にやって来ました。
総料理長は準備担当者に聞きました。
「人数は7名でいいのですね!。」
「はい!。」「船団長と、副船団長と、指令室勤務の4名、
そして来賓者1名の、合計7名です!。」
「間違いありません!。」
準備担当者が書類を見て確認しながら言いました。

「わかりました。」
「では指令室に連絡を入れてください!。」
「全員そろったら私のところに連絡を入れてくれれば、
こちらに来ますから!。」
そう言うと、調理室に戻ったのでした。
さっそく準備担当者は指令室に連絡を入れて、
食卓の支度がすべて整ったことを伝えたのでした。

「わかりました。」
「ではこれからそちらへ伺います!。」
ミョウホーが答えました。
「船団長、夕食の準備ができたそうです!。」
「予定どおり、すべてのシステムを自動運転に切り替えます!。」
「ではアミダーお願いします!。」
そうミョウホーに言われたアミダーは、
「了解!。こちらのシステムを自動に切り替えます!。」
「こちらのシステムは、すべて自動運転に切り替えました!。」
「そちらのシステムを切り替えてください!。」

アミダーにそう言われたミョウホーは、
「了解!。こちらのシステムも自動運転に切り替えます!。」
「こちらのシステムも、自動運転に切り替えました!。」
「すべてのシステムは自動運転に切り替えました!。」
「船団長!。確認をお願いします!。」
ミョウホーにそう言われたハーンは、
「わかりました!。」
そう言って機械を操作したあと、
「すべてのシステムは、自動運転に切り替えられました!。」

「確認できたので、さっそく出かけましょう!。」
「指令室はロックして侵入者の無いように!。」
「了解!。」
3人はすぐに指令室を出て、第2特別来賓室にきました。

「今日の来賓者は特別な方なのでよろしく頼みます!。」
そうハーンに言われた準備担当者は、
「承知しております!。」
「今日の料理は、総料理長自ら担当されたものですので、
きっとご満足されると思います!。」
「好みの味覚はセンサーで測定してありますので、
それに合わせて総料理長がこしらえたのですから、
十分ご満足していただけるものだと思います!。」

第二章はこれで、お。し。ま。い。

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