ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^), 第九話(1)

「りょうたあー!?ネクタイしたー!?」
「あと夏のジャケット持ってきなあー!??」
と母の玲子(れいこ)が言ったのでした。
「わかったー!??」
と良太(りょうた)は言うと、
もう一度、急いで階段を上がって行ったのです。

「まったくー!?」
「一度で言えよー!??」
と、一言文句(ひとこともんく)を言いながら、
洋服ダンスからジャケットを取り出し、
タンスの内側にある鏡を見て、
「このネクタイならそのままでもいいかあー!??」
と言うと、急いで洋服ダンスを閉め階段を下りたのでした。

すぐに良太の携帯が鳴ったのです。
「よかったよー!?」
「メシ食おうとしていたところだから!?」
「ディナーを急に連絡してくんなよー!??」
と良太が瑞樹(みずき)に言ってから、
「じゃあー!?駅に今着いたんだなっ!!?」
「今から出るからよー!?」
「じゃあー!?なあー!!?」
と、良太は言ったのでした。

「りょうたあー!?」
「あわててスピ−ド出すんじゃあないよー!??」
「安全運転だよー!?」
と玲子が玄関で心配して言うと、
「分かってるよー!??」
と良太が言ったのです。

「靴はこれでいいんだろー!??」
「磨いといたから!?」
と玲子が言うと、
「サンキュー!?」
と良太は言って、靴を履いたのでした。

「わたしもあのお店に行きたいけどさー!?」
「ご飯食べちゃったから!!?」
と笑いながら玲子が言ったのです。そして、
「ナニ言ってんだよー!??」
「とにかく行ってくるからさあー!?」
と良太が言うと、
「スピード出すんじゃあないよー!?」
と玲子は、また言ったのでした。

良太は早足で車がある駐車場まで行くと、
「忘れ物はないなあー!??」
と言って、ポケットをまさぐったのでした。

「財布はあるし!?ハンカチもあるし!!?」
「よーし!オッケー!!?」
と言って車の鍵を開け、
運転席へ乗り込んだのです。
そしてエンジンをかけ出発したのでした。

瑞樹を駅まで迎えに行き、車に乗せると、
駅から30分ほどで、レストランの駐車場へ着いたのでした。

「ここのレストランかあー!?」
「なんかさあー!?」
「こんな格好で来ちゃったけど!いいのかよおー!??」
と良太が言うと、
「だいじょうぶじゃあー!?ないのー!??」
「あたしだってえー!?通勤の服だから!?」
と、瑞樹が言ったのでした。

車から出ると、
「みずきー!?いいかなあー??!」
「この格好で!!?」
と良太が言うと、
「うん!!?いいと思うよー!?」
と瑞樹は言ったのでした。
そしてふたりは、駐車場からレストランの入り口へと向かったのです。

「せっかく予約取れたのに!?都合で来れなくなったなんてさあー!??」
「ついてないよなあー!??山本さんって人!!?」
「だけどよかったなあー!?みずきー!?」
「同じ苗字でさあー!??」
と、良太がレストランの入り口で言ったのです。

「うん!?」
「でもなんか緊張(きんちょう)するねっ!!?」
と言うと瑞樹は、入り口のドアを開けたのでした。
入るとすぐにウエイターが来たのです。そして、
「申しわけありません!?」
「今ディナーは、ご予約の方しかお受けいたしておりませんが!?」
と言ったのです。

「あのー!?8時に予約を入れてある山本ですけど!?」
「ちょっと早かったかなー!??」
と瑞樹が少し緊張気味に言うと、
「失礼いたしました!!?」
「はい!!?山本さんですね!?」
「承っております!!?」
「こちらへどうぞ!!?」
と言ってウェイターが、テーブルへ案内したのでした。


「この続きを読んでやってもいいよ!」
と思っている方は、次へ をクリックしてくださいね。


TOPへ | |     | | 次へ 

      ブログ 夢計画実行委員会
       へもどうぞお寄りください。
(別ウインドウで表示します。たぶん)
     


|HOME TOPへ |


Copyright © 2008 taazann007