ブログ小説 明日のことは過去のこと 第二巻 第一章 (1)

*** はじめに ***
第一章・第二章・第三章・に分けましたが、内容で分けたのではなく、
文章量が多い為、編集上分けたにすぎません。
ご理解願いたいと思います。
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神は、ハーンを特別室に案内したのでした。
神は異星人の船団の責任者であるハーンに対しては、
友好的に話を進めていくことに関して、
ある種の安心感を持つことができたのでした。
それというのも、すべて本当のことと思われる話の内容だったので、
彼とならこの先友好的な話し合いの基に、
これからのこと、条件、規則なども作っていけるだろうと感じていたのでした。

一方、船団長のハーンのほうも神が、
正直にすべてのことを話してくれていることを感じていたので、
神の条件をのんで、船団の宇宙船の中にいる犯罪者たちの流刑地として
この地球を承認されるよう、できる限り、
神の希望に添えるようにしようと考えていたのでした。

神と船団長ハーンとの話し合いは、しばらくの間、
二人だけでおこなうことになりました。
神アッダムは、代々流刑地の管理者のことを地球にいる者たちに、
”神”と、呼ばせていることをハーンに正直に話したのでした。

「分かりました。それであなたは、神アッダムと名乗ったのですね!。」
ハーンがテレパシーを使いそう言うと、
神もテレパシーで答えたのです。
テレパシーを使って話す会話は、
自分の星のことばとして認識できたのでした。

「そうです!。今現在は私一人でこの地球を管理していますが、
以前は、補助任務者がいてその人たちが、この船やそのほかの細かいこと、
たとえば地球の気候測定や気象の変化の測定などを担当してくれていました。
地球からの食べ物の補充などもやってくれていました。」

ハーンが言いました。
「では、いまはすべてをあなた一人管理しているのですか?。
それでは、大変でしょう?!。」
「いいえ!もう慣れました。」
神がそう答えると、
「そうですか!。もし必要になったら私に遠慮せずに言ってください。
私の部下で優秀な者を、あなたの補助任務者としてつけますから?!。」
と、ハーンは言ったのです。

「ありがとうございます。必要になったら頼むかもしれません!。
しかし、今はけっこうです。」
「ところで!、私たちの医療器械は、最新のではないので、
もしよかったら、あなたの船団の医療器械を見せてもらいたいのですが?!。」
そう神は、ハーンに言ったのです。

「わかりました。私の船団の医療器械をあなたにお見せしましょう。
しかし、われわれもかなりの年月をかけてここまでたどり着いたので、
われわれの医療器械も最新の機械ではありません。」
「その点は、ご了承ください。」
「では、私の船まで来ていただけるのですか?!。」
と、ハーンが神に訊いたのです。すると、

「もちろんです。医療器械がどの程度なのかによって、
またあなたと、相談しなければなりませんから!?。」
そう神は答えたのでした。


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