ネパールの寺院

カトマンズのダルバール広場

 カトマンズのダルバール広場  ダルバールは宮廷を意味するネワール語。かつてネワール族による3つの王朝が盆地に独立、君臨した。 カトマンズ王国、パタン王国、バクタブル王国の3王国。3都市にそれぞれダルバールと呼ばれる広場がある。その王国の1つカトマンズダルバールを紹介する。また、広場南側に、処女神クマリの住むクマリの館がある。

ダルバール広場の寺院 旧王宮
ダルバール広場の賑わい 旧王宮の中庭
ガルーダ(天翔鳥)
カラバイラブ像破壊神シヴァの忿怒相
クマリの館
小さい窓枠の木彫りが見事な館  ここに女神クマリの化身として崇拝される少女が住んでいる
 クマリは家柄の正しい幼女たちのなかから選び出され、初潮をみると交代する
知能や学力ではなく、聖性があるかどうかが選考の基準となる
  

ボダナード

 カトマンドゥ郊外にあり、ネパール最大の仏塔が建つチベット仏教の巡礼地。古くからチベット仏教の聖地。巨大なストゥバの回りには、朝に夕に巡礼するチベット人の姿がみられる。
 世界でも有数のチベット文化の中心地 周辺には僧院やチベット人の住居も多い

巨大なストゥバ 目は4面についていて森羅万象を見通す仏陀の目といわれる ストゥバの中段まで観光客が登れる
ストゥバのを取り巻く道路 道路の周囲には観光客相手の土産物屋が多数ある

巨大マニ車の入り口で小人と一緒に 澄まし顔ですわっているが 帰り際にチップをあげたらニコッと笑ってくれた

ストゥバの台上にてアキル(極真空手初段26歳)
 アキルはダマンの空手の生徒

スワヤンブナート

 カトマンズの西方の小高い丘の上にあり、ブッダの目が描かれたストゥバが建つ、ヒマラヤ最古の仏教寺院。カトマンズの街が一望できる。野生の猿が多いためモンキーテンプルとも呼ばれている。

ブッダの目が描かれたストゥバ 鐘を釣る石が神社の鳥居の形 偶然なのか
お面を売る土産げ物屋 ストゥバの台座の周りのマニ車 これを廻しながら願いごとをする
サリーを着た娘さんたちと 小型のストゥバがたくさん並んでいる

         
パシュパティナート
 

 火葬場もあるネパール最大のヒンドゥ寺院。聖なる河バグマティのほとりにある。ヒンドゥ教徒以外は寺院内に入れないが、バグマティ川にかかる橋の上から火葬場が見える。遺灰を流すすぐ横で沐浴する。ヒンドゥ教の行者に出会うこともある。写 真の行者は観光客目当てのエセ行者。撮影のあとお金を要求されたがもちろん払はなかった。

火葬場もあるヒンドゥ寺院 バグマティ川にかかる橋の上から見た火葬台 中央の四角い台
観光客目当てのエセ行者 観光客目当てのエセ行者
寺院境内のいたる所にお猿さんがいる    

ダクシンカリ

 カトマンズから南へ17・の山奥のヒンドゥ教の女神カーリーを祀った寺院。毎週火曜と土曜の午前中、カトマンズ周辺のヒンドゥー教徒が女神への生け贄にヤギやニワトリを持ってお参りする。カーリーはシヴァの妃神で殺戮、血を好む暗黒の神。血の海の中、つぎつぎと簡単にヤギやニワトリが首を切られ、2片の肉塊にされる。生け贄となった動物は来世により位 の高い動物として生まれ変わると信じている。

血の海の中、つぎつぎと簡単にヤギやニワトリが首を切られ、2片の肉塊にされる。 2片の肉塊にされた黒い山羊
山道を谷あいに向かって降りていく 調理場に運ばれ料理される
列を作って寺院の中へ 祭壇の前でお参りする人たち このすぐ脇でつぎつぎとヤギやニワトリが首を切られる
生け贄にされる山羊 祭壇に向かってお参りする人

パタンのダルバール広場

 旧王宮と寺院のあるダルバール広場 。旧王宮はネパール3大王朝の一つマッラ王朝の宮廷。周りには多数の寺院が建てられている。パタンは現在も芸術の街で、彫刻、曼陀羅などの優れた芸術家が伝統を守っている。

広場中央にある寺院 旧王宮前通り前から見た寺院
旧王宮前通り パタン博物館内から中庭を望む
中庭から見た旧王宮 建物のあらゆる場所に彫刻が飾られている
   
中庭のオランダからの旅行者
  ダマン 
アシッシュ 彫刻家

                バクタブル

 騒々しいカトマンズから田園風景を東へ15・。バクタブルは赤茶レンガ造りの古い街。レンガ工場やカーペット工場が多い。中世の町の姿が残る。
 ダルバール広場はカトマンドゥやパタンのダルバール広場より広々としている。五重の塔ニャタポラ寺院はマッラ時代に建てられた宮殿。

五重の塔
ニャタポラ寺院

寺院の階段に立つ彫刻
ダルバール広場 寺院の前で

                 ヒンドゥの祭事場

 カトマンドゥの街中でヒンドゥの祭事場を見つけ仲間入り。快く迎え入れてくれ写 真も撮らせてくれた。額に赤と黄色のおまじないを塗りお祈りしてくれたが、臨時の祭事場らしく、数日後には何故か無くなっていた。

祭事場 祭事に仲間入り
この男性が額に印をつけてくれた 神様の絵を飾りお祈りする人たち
祭司だろう お経のようなものを読み上げていた  

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