ネパールの山岳部農村

 ダマンが少年期を過ごした祖母の家。伯父さんはこの地方の地主で、多くの棚田を持っている。カーストの上から2番目のクラス。この地方に電気が普及したのは1962年。カトマンズから道路が通 じたのは20年前。道路が通じてバスが通るまではカトマンズへ途中野宿をして4日かけて行ったとのこと。おばあちゃんは若いころ2回しかカトマンズに行っていないとか。現在はバスで数時間で行ける。
 外国人でこの家を訪れたのは私が2番目。初めての人はスイス人で道路工事関係者。

川を遡って行くと37〜8kmで中国の国境
この山手にダマンの祖母の家がある

ダマンの祖母の家3階建ての家屋が3軒ある
3軒のうち最も古い建物 1階では家畜を飼育 色が綺麗
母屋の前で やぎさんと一緒に
牛さんと一緒に

2階 
このベッドで昼寝をした 床は土間

3階の台所 床は土間 ネパールの台所はどの家も最上階にある 理由は食物は神聖なもので穢れをきらうためで料理も主婦がする メードには一切させない  トウモロコシと穀物
山岳部の田圃はすべて棚田で車両が使えず運搬はすべて人力 過酷な労働が強いられる  4月は乾期のため作物は作られていない 雨期は6〜9月で農繁期 アンダーカーストの家
アンダーカーストとはカーストの中にも入れてもらえない層(昔の奴隷層)
アンダーカーストの子供(左)
アンダーカーストの主婦(右)
屋根は木の葉っぱ
ダマンの祖母83歳 ダマンの伯父さんはこの地区の地主 目つきが険しい アンダーカーストの子の笑顔はあまり見られない

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