sold out | E-180 ねにもつタイプ 1000円 再入荷 岸本佐知子 著 クラフト・エヴィング商會 挿画 筑摩書房 2007年初版第5刷 定価1575円 状態 B+ / オビ付 中は美本 ニコルソン・ベイカーやスティーブン・ミルハウザー作品の翻訳をはじめ、 最近では、密かにヒットしている『変愛小説集』(「レンアイ」ではありません)の 訳も手がけている翻訳家の岸本佐知子さん。 今回のエッセイ集は、前作『気になる部分』をさらにパワーアップ、 そしてローテンションながらヒートアップさせた怪作(?)です。 何も考えずぼんやりしている時に頭の中にあらわれる、ある言葉や音楽。 これが聞えだすと1日中エンドレスとなり、かくなるうえは…(「ホッホグルグル問題」) 大学2年の夏、アルバイト先の寮で出会った奇妙な管理人のおばさん。 その変わりぶりとは…(「夏の思い出」) 高校時代、お昼のパン当番とパン屋さんとで交わされた、 『生協の白石さん』に先んずる小さな交流(「一度きりの文通」) けらけらと笑いながら、どこかに「?」という感覚がまとわりつき、 すぅっと背すじがひんやりする(時もある)、短篇小説のようなエッセイ集です。 |
E-184 ひとりの時間 500円 華恵 筑摩書房 2007年初版第1刷 定価1050円 状態 B / 背ヨレ少 中は美本 中を見る 「書く」ことを軸にすると決めた時、本名を筆名にしようと思った時のこと。 ネコと人間とのクールな距離感について。 人と時間との繋がりについて考えるきっかけとなった、 ニューオーリンズでの不思議な体験。 お母さんの好きな吉田拓郎のライブを一緒に見ながら、 「言葉」について思ったこと。 15歳の華恵さんが見つめるのは、毎日のなんでもないできごと。 そこから紡ぎだされる、まっすぐでみずみずしい思いや言葉は、 私たち大人にまぶしく、でもなるほどと思わせる説得力があります。 これからどんな風に成長していくのか、エッセイの続きが楽しみです。 |
sold out | E-183 フランス日記 日々ごはん特別編 850円 再入荷 高山なおみ アノニマ・スタジオ 2006年初版第2刷 定価1365円 状態 B / オビ付 中は美本 取材のために訪れた、初めてのヨーロッパ、初めてのフランスでの日々。 マルシェや蚤の市、列車やタクシーの中、レストランやホテル、 さまざまな場所で出会った人、もの、こと。 人の温かさも強さも、見栄っ張りなところもダメダメなところも見つつ、 人間同士の関わり合いの素敵さに心を寄せる著者。 読んだ後に、なぜか胸がキュッとするような素直な文体が、 ここでもいかんなく発揮されています。 もちろん、おいしそうな料理と写真も満載です。 |
sold out | E-146 日々ごはん @ 850円 再入荷 高山なおみ アノニマ・スタジオ 2005年初版第5刷 定価1365円 状態 B / カバーヨレ有 中は美本 料理家高山なおみさんが、自身のHPで綴った日々のできごと。 「自分の日記を読み返して思うことは、『毎日』ということのすごさについてです。 本を作ったり、何か作品を作って表現することももちろんすンばらしいのですが、 日々を過ごし重ねてゆく日常の中には、とんでもない密度で何かがつまっている。」 (「あとがき」より) 2002年2月から8月までの日記の最後にひとつずつ、おまけレシピが付いています。 |
sold out | E-172 日々ごはんA 650円 高山なおみ アノニマ・スタジオ 発行 KTC中央出版 発売 2004年初版第1刷 定価1365円 状態 B / 表紙カバーよれ有 本作りの楽しさ、長年勤めてきたレストラン「クウクウ」を辞めた日のこと、 忙しい毎日の間に読んだ本、さまざまな人との出会いなど、 料理家高山なおみさんが、自身のHPで綴った日々のできごと。 今回は2002年9月から2003年2月まで。 毎月最後に登場するおまけレシピは、 秋刀魚のごま油焼き、豆腐入りドライカレー、鰯の梅ねぎたたき、 わが家のおでん、ハムと蕪の葉の塩炒め、鶏と小松菜の中華あんかけ煮。 巻末には「このころ読んでいた、おすすめの本」も紹介されています。。 |
sold out | E-173 日々ごはん B 850円 再入荷 高山なおみ アノニマ・スタジオ 2005年初版第1刷 定価1365円 状態 B / やけ少 中は美本 「クウクウ」を辞めてからの思いと料理教室のスタート、りうさんの独立、 毎日の落ち着いた暮らしをかけがえのないものと思いつつ、それを壊したくなる気持ち、など、 料理家高山なおみさんが、自身のHPで綴った日々のできごと。 今回は2003年3月から8月まで。 毎月最後に登場するおまけレシピは、 豚そぼろといり卵の混ぜご飯、浅蜊のの潮汁、豚と大根の梅ナンプラー煮、 陳さんの辛い麻婆豆腐、納豆の味噌バター炒め、ゴーヤと豚肉のスパゲッティ。 巻末には「このころ読んでいた、おすすめの本」も紹介されています。 |
sold out | E-174 日々ごはん C 850円 再入荷 高山なおみ アノニマ・スタジオ 2005年初版第1刷 定価1365円 状態 B / 裏見開きヨレ少 中は美本 新しい同居人の登場、清水さんの畑の野菜たち、 赤ん坊の偉大さ、佐藤初女さんと過ごした時間、など、 料理家高山なおみさんが、自身のHPで綴った日々のできごと。 今回は2003年9月から2004年2月まで。 毎月最後に登場するおまけレシピは、 ツナのバーニャカウダ風、蓮根のフライパン焼き、みかんのバターケーキ、 豚肉と白菜のトウチ蒸し煮、牡蠣の酒炒り、エビのパエリャ風炊き込みご飯。 巻末には「このころ読んでいた、おすすめの本」も紹介されています。 |
sold out | E-175 日々ごはん F 850円 再入荷 高山なおみ アノニマ・スタジオ 2006年初版第1刷 定価1365円 状態 B / 中は美本 固くて安心な地面だと思っても、あんがい柔らかい、そんな毎日の儚さについて思うこと、 夜中の電話でふと思い出す、心もとない気持ち、など、 料理家高山なおみさんが、自身のHPで綴った日々のできごと。 今回は2005年3月から8月まで。 毎月最後に登場するおまけレシピは、 新ごぼうと糸こんと牛肉の炒り煮、若竹煮、鶏レバーの醤油煮、 レタスと海苔のサラダ、エリンギの網焼き、味味噌のとろろ芋。 巻末には「このころ読んでいた、おすすめの本」も紹介されています。 |
sold out | E-185 日々ごはん H 850円 高山なおみ アノニマ・スタジオ 2007年初版第1刷 定価1365円 状態 B / 中は美本 浅蜊漁で知り合った漁師の久子さんや畑のおばあちゃんに気付かされた、 食べものの中の「大昔から繰り返された自然の摂理」、 「時間の流れが、頭で思っているのの四倍くらいにゆっくり」だったり、 「ふだん東京でしゃべっていることが、すごく小さいような、 神経質なような、馬鹿らしいような話に思えてしまう」北海道の旅、など、 料理家高山なおみさんが、自身のHPで綴った日々のできごと。 今回は2006年3月から2006年8月まで。 毎月最後に登場するおまけレシピは、 豆ご飯、海老の洋風カレー 水菜とみょうがとごまの混ぜご飯。 ラム焼き肉の葉っぱ巻き、たたき胡瓜いろいろ、生のトマトソース。 巻末には「このころ読んでいた、おすすめの本」も紹介されています。 |
sold out | E-192 チョコレートな夜 800円 佐々木美穂 PHP研究所 2005年第1版第1刷 定価1470円 状態 B / オビ付 中は美本 絶版 『ひまわり』(ヴィットリオ・デ・シーカ)でソフィア・ローレンが着ている 膝丈のワンピース。 『彼岸花』(小津安二郎)の、モダンな赤の使い方。 『ベルリン・天使の詩』(ヴィム・ベンダース)の、人間になりたかった天使の思い。 『浮き雲』(アキ・カウリスマキ)に漂う、小さな幸福と哀愁。 「私にとって映画はチョコレートと似ています。 (中略)箱の中のひと粒をそっととり出し、 舌の上でゆっくりと溶かしていく時のしあわせな気持ち……。 大好きな映画をみた時も、そんな満ち足りた気分になります。」 この本では、佐々木美穂さんが繰り返し観た、 お気に入りの映画の中から選んだ24本について語られています。 甘くてちょっとほろ苦い、チョコレートのようなエッセイ集。 |
sold out | E-123 そら色の窓 750円 再入荷 佐々木美穂 PHP研究所 2004年第1版第1刷 定価1365円 状態 B / オビ付 オビ破れ有 中は美本 佐々木美穂さんの初めての本の表紙は、どこまでも続く晴れた空の色。 その下を、背筋を伸ばして歩く美穂さんが見えるような本。 きっと、家族や友人に大切にされて育ったんだろうな。 そして美穂さん自身も、その人たちを大切に思っているんだろうな。 日々の営みを慈しみながら暮らす、そんな毎日が垣間見えるエッセイ集。 挿入されているコラージュも、本当に素敵です。 |
E-149 BOOK OF LOVE 750円 永井宏 河出書房新社 2000年初版 定価750円 状態 B / 角よれ少 中は美本 「昔から本を手にしたり、持ち歩いたり、眺めたりするのが好きだった。 本には自分の知らない世界が詰まっていて、装丁やそのタイトルなどを眺めては、 自分がこの先、生きていく中で身を置くべきところを夢想しながら、 さまざまな希望を描いていくことができた。」(あとがきより) 『地球の上に生きる』(アリシア・ベイ=ローレル)、『一千一秒物語』(稲垣足穂)、 『西瓜糖の日々』(リチャード・ブローディガン)、 『ダダ宣言/ ランプ製造工場』(トリスタン・ツァラ)、 『たんぽぽのお酒』(レイ・ブラッドベリ)、『シロクマ号となぞの島』(アーサー・ランサム)、 『トン・パリ』(茂田井武)、『ハワイアン・サーフライダーズ1935』(トム・ブレイク)…。 15冊の本をめぐるストーリーの主人公は、若き日の著者自身、 もしくは自らを投影しているように思えます。 単なる本の紹介や書評ではなく、これは本を背景にした、人の物語。 写真や絵画、音楽、文学など、様々なものに影響を受けながら成長していく、 若者たちの物語です。 |
sold out | E-25 12 WATER STORIES MAGAZINE WINTER ISSUE 450円 永井宏他 サンライト・ラボ 1999年vol.1 No.2 定価530円 状態 A |
E-29 ONLY PLACE WE CAN CRY 700円 銀色夏生 角川書店 1991年初版 定価1500円 状態 B / カバー汚れ少 |
E-105 くまのプーさん 英国文学の想像力 350円 安達まみ 光文社新書 2002年初版第1刷 定価777円 状態 A / オビ付 「ちっぽけな脳みそのくま」「作者ミルンの生い立ち」「プーさん誕生前夜」 「『くまのプーさん』の世界」「『さあぼくたちは六歳』」「『プー横丁にたった家』」 「物語がのこした光と影」他 人々の心を捉える、一匹のくまのぬいぐるみと少年の物語。 著者は、作者ミルンに焦点をあて、原作の奥深さ、そのユーモアとペーソスなどを紐解いていきます。 |
E-62 村上春樹、河合隼雄に会いに行く 650円 再入荷 岩波書店 1996年第3刷 定価1236円(当時) 状態 B / 裏表紙汚れ有 小口上わずかに汚れ有 中は美本 状態を見る 日本だけでなく、広く世界で読まれている作家村上春樹さんと、 ユング心理学の第一人者であり、箱庭療法の紹介者でもある河合隼雄さん。 「ぼくが新幹線に乗って河合さんの地元である京都にでかけ」て実現した、 タイトルどおりのお2人の対談集。 個人ということ、コミットメントとデタッチメントについて、 日本と欧米との考え方の対比、物語の作り方、夫婦の関係と「井戸掘り」、 作品と作者の関わり、治ることと生きること、個性と普遍性…。 和やかな雰囲気の中で、縦横無尽に語られるさまざまなテーマ。 この対談が行われた1995年は、地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災などが起こった、 日本がある意味で大きく変わっていった年でもあります。 10数年が経った今、改めてもう1度読んでみる価値のある対談です。 |
sold out | E-32 辺境・近境 600円 村上春樹 新潮社 1998年4刷 定価1400円 状態 B / オビ付 折れ少 |
E-35 凡庸さについてお話させていただきます 900円 蓮實重彦 中央公論社 1986年初版 定価1100円 状態 B / 表紙カバー上部よれ少 |
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sold out | E-38 愛と同じくらい孤独 1000円 フランソワーズ・サガン 新潮社 1976年4版 定価850円(当時) 状態 C / 絶版 |
E-125 バクの飼い主めざして 300円 文庫 庄司薫 講談社文庫 1980年第10刷 定価300円 状態 B- / 表紙カバーよれ少 庄司薫の小説はこちら |
E-80 本は鞄をとびだして 500円 群ようこ 新潮社 1992年2刷 定価1150円 状態 B / 表紙汚れ有 中は美本 |
sold out | E-81 本棚から猫じゃらし 500円 群ようこ 新潮社 1994年 定価1150円 状態 B / オビ付 |