CD-Rの処分

CD-Rメディアの破棄・処分
CD-Rは音楽CD形式、データ形式、それに焼きに失敗したモノで若干処分方法が異なります。単に市販CDをコピーした音楽CD-Rで聞かなくなったから捨てるというのであれば、そのままポイ捨てでも構わないでしょうが、自分のヘタな(^^;ギター演奏に声まで入っているものでは、なんとなく気が引ける。さらに個人データや画像ファイルが入ったデータCDをそのまま捨てる方はいないでしょう。

焼きに失敗したデータCD-Rでも復刻できる可能性もあります。CD-Rを最初に焼いた頃はPCも貧弱、ドライブとメディアの相性問題も多く、かなり失敗がありました。初めは「クッソー」と言うだけでそのままゴミ箱へポイ捨て。『カセットなら録音に失敗しても何度でも録り直せるのになあ』と思う程度でしたが、データCDの焼きに失敗した時から『ひょっとして読まれる事があるかも。。。』と少し心配になって、以後捨てる時は、表面を剥がしています。

大げさかも知れないが世の中には他人のモノの中身をのぞき見する趣味の輩が存在するのは事実。そうしたマニアは復刻が難しければ難しい程、情熱をかける(お断りしますが管理人の事ではありませんよ(^^;)

CD-R(DVD-R)の剥がし方
管理人は次のような方法で剥がしてます。用意するモノはカッターとガムテープだけ。手間もお金もかからず完全にデータを破棄できます。

剥がす以外に、TOC部分だけを傷を付けてデータを読めなくする器具も売っていますが、見た目には「データが読めるのではないか」という気をおこさせます。剥がしてしまえば、そんな気さえおこす者はいませんので精神衛生上も良いのでは?

また、業務用のシュレッダーでCDやFDを粉々にする方法もありますが個人で保有するものではありません。下記の方法でもシュレッダー程ではなくても10枚20枚をあっという間に処分できます。


(1)カッターで内側から外へ向けて左画像のように切れ目を入れる。表面に傷をつけるだけなので強く切る必要はない。(2)ガムテープをCDの直径ほどの長さに切って貼り付ける。

(3)一気にべりっと剥がせば終了。ポイントは最内周のTOC部分をはぎ取る事。ここを剥がさないとデータの一部が読める事があります。心配な方はフォト・トピックスの画像のように全体を剥ぎ落とします。












音楽CD-Rを人にあげても良い?
市販の音楽CDの丸ごとコピーだけでなく、お気に入りのベスト盤を作ってプレゼントしても著作権法違反です。自作自演のCDなら、もちろんOKですが上記画像のような最後を迎える可能性有り(^^;

不要CD-Rの再利用は?
正直、物持ちの良い(^^;管理人はCD-Rを捨てるたびに、何かに利用できないかと考えたのですが、良い案は浮かばず、ただ捨てるだけです。

最初の頃(メディアの値段も高かった頃)は失敗したCD-Rをコースターと呼んでいました。コースターにするくらいしか使い道が無い、あるいはコースターにできるほど失敗が多いという意味で使われていたのですが、現在では失敗より増えすぎて処分に困る時代です。ハトよけに使ったりするのは見かけるのですが。。。

捨てるときの分別は?
剥がした円盤の材質はポリカーボネートです。分別の必要な自治体ではプラスチック類だと思いますが念のため確認を。ガムテープにくっついた方は燃えるゴミで良いでしょう。一度に大量に捨てると業務用と間違われ注意される自治体もあるのでご用心。将来はポリカーボネートもリサイクルが可能になるようです。そうなったら是非、分別して役立てたいものですね。


デジタルメディアの保存・整理・処分

フロッピーディスクの破棄・処分


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(C)Fukutaro 2005.4