アナログ音源再生計画  アナログメディアの整理・保存・処分

アナログ・レコードの整理・保存と処分
 レコードは90年代の半ば頃までは、聞きたくてもプレーヤーが無い、売りたくても引き取ってくれない、という状況が続きましたが現在は地方都市でもハード・ソフトが安価で手に入る環境になりました。

 レコードを聞いたことが無い若い世代を中心に見直されているようですが、供給するのが実際のアナログレコード世代の方、という構図では喜んでばかりもいられません。

 特に往年のようなバラエティーに富んだカートリッジはもう手に入らないのでしょうか?質の良いカートリッジと針が安価で手に入るような環境になれば中古レコード市場も大いに盛り上がると思いますし、かつてのレコード世代も積極的に購入してみようという気になると思うのですが
。。。
購入する
コードは旧作が新しいプレスで再発売される事は実質的に無いと考えて良いでしょう。だたし現在では新作の一部がレコードプレスされ地方にいてもWEBサイトで購入可能になりました。

地方のレコードショップで
手に入るのは中古だけです。それでも聞きたい方、あるいはJAZZやROCKの名盤といわれているものを当時のレコードで聞いてみたいという若い方は中古ショップ・リサイクル店などで探してみましょう。


探しているアーチスト指名なら中古レコード専門店、掘り出し物をヒマつぶしで探すならリサイクル店です。

近所のリサイクル店ではLP400円、EP100円均一でした。某大手チェーンではLPが100円から売っていました。あなたが詳しい知識と情報を持っていれば貴重盤が信じられないような安値で買える可能性があります。ジャケットから取り出してレコードの盤面をチェックできる店もあるのでひどい傷は目で確かめられます。

さらにWebサイトの中古専門店なら比較的簡単に探しているレコードが見つかる事もあります。盤の傷みやジャケットの汚れの程度もかなり表示されています。

ハッキリいって個人のネットオークションは売り買いとも薦められません。傷みの程度が記載されていない、『なんでこのレコードをこんなに高く出品するの?』と疑問に思うケースがしばしばです。店へ持っていって、売ってみればこの程度かとわかる筈なのにね。

メディアを保存・整理する
レコードは水平に重ねないで立てて保管するのが基本。反りやすいので立てても垂直になっていないと反ってしまいます。カビも生えやすい。レコード自体は長持ちするメディアなので手入れして保管すればいつでも懐かしい音が楽しめます。

EP
埃が入らないような開閉式の本棚にブックエンドで立てかけて保管する。今まで金属製のブックエンドは文具店で買うと結構高かったが今は\100SHOPで売っているのでCDを並べるのにも使っています。ジャケットがぺらぺらの紙なのでうまく立てないとすぐ反ってしまうので注意。

LP
10枚くらいずつで仕切が付いているレコードケースに入れます。昔はレコードを何10枚か持っていればレコードケースは誰でも持っていました。

 現在は、すでにカセット収納ケースが店頭に見あたらないのだから当然レコードケースなんて売ってません。ところが通販カタログを見たら、レコードケースが売られていました。カセットケースを購入した時のカタログ見たときは掲載されたいなかったのに。若い方が、新たに購入する機会も結構あるみたいです。


↑写真は昔の木製キャビネットです。
宣伝用の帯
LPに付いてくる帯の方が、時代や派手な宣伝タイトルがわかって貴重な資料となる場合があります。売る場合でも専門店では若干高く引き取ってくれるようですがリサイクル店では関係ありません。

 これはジャケットに巻き付けておくと破れ易いので、まとめて袋に入れておきます。写真のように昔レコード店でくれた懐かしい宣伝用袋(BEATLESのベスト盤発売時のPR用らしい)に入れて保存しておくとわかりやすい。レコードジャケットの透明ビニールでもわかり易くてよいでしょう。


処分する
昔毎日のように聞いたレコードだが今は全く興味ないから処分しよう、などと考える方は少ないようです。人間はどうも物に対する執着、そして想い出に対する愛着があるからでしょうか。

問題は雑誌の記事や名盤だとか薦められて買ったが気に入らなかったもの。これもほっぽらかしにして隅に眠っていたりします。また引っ越しなどでやむおえず処分しなければならない場合も出てくるでしょう。

1960年代以降のレコードは、とっておいても恐らく自分の孫の代くらいにならないと骨董的な価値など出ません。たまたまこの記事を読んだとか(^^;何かの機会に処分しないと永遠に整理はできません。

売る
一括して処分するなら中古レコード店かリサイクル店へ持ち込む。一時まったくレコードが廃れた時期よりは買値も高くなっている?かも知れません。

ただしリサイクル店の価格を見る限り買値は知れています。帯の有無や美品かどうかは無関係でした。保存状態が良ければ、ちゃんと査定をしてくれる中古レコード店の方が良いでしょう。

時間をかけてWebサイトの個人売買へ出す手もあります。レコード(CD)に関してはオススメしませんが1枚も売れない事を覚悟して、面白半分で出品してみたら?

管理人のオススメはリサイクルショップで肉野菜のように「キロいくら」で引き取ってもらう方法です。思い入れも、レアもクソもなく「当時、食費を削って買ったのに(涙)」とその一瞬思うがあとはサッパリ。これぞ捨てる達人の究極の技。 ←書くだけで自分にはできない(^^;


譲る、あげる
レコード(音楽)は本人の嗜好があるから、ほとんどもらってもありがた迷惑でしょうね。

捨てる
プラスチック類が分別指定になっている自治体では、ジャケットは燃えるゴミ、レコードはプラスチック類または埋め立てゴミとして出す。

 そのまま分別しないで出しておくと、誰かが持っていって自分の捨てたレコードが中古レコード店で高く売られてた、という笑い話のような本当の話がよくあるみたいですよ(^^;

 たとえ1枚100円以下でもリサイクル店へ持ち込む方を選ぶか。。。


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