覚え書き                


 2007年5月
 

今月のData (体重は5月30日測定)

種 類 名 前 体 重 特記事項
文 鳥 ヤッピー 28.5 g  口角炎、皮付餌に戻す体重増加傾向
チェリー 29.5 g  餌を1日3.5g に減らす
オカメインコ サブレ 84.5 g
ウサギ レン 2.25 kg
イチ 2.56 kg
ゴブ 2.21 kg  5/2 食欲不振で通院体重減少傾向



文鳥

相変わらず、文鳥たちの餌に苦戦中。
ヤッピーの口角炎が一向に改善せず、かえって悪化しているようにも見えるのである。4月末の糞便検査で異常が見られなかったので、思い切って皮付き餌に徐々に戻していったのだが、見事に期待は裏切られっぱなし…なのである。

5月8日以降ほぼ毎日、患部の消毒を行っているにもかかわらずである。当初、食べていた比率(皮付き餌:ペレット = 3:2)まで戻せば何とかなるのではと思ったが、全然ダメ。

やはり、一度ズプリームを完全に切らないとダメなのかと、皮付き餌の比率をさらに上げ、ペレットはハリソン マッシュのみにしてみたが、やっぱりダメ。



 

右側 5月24日撮影


くちばしは、まだ伸び続けています。
生え際も怪しい今日この頃。



 

左側 5月28日撮影


度重なる消毒で、
ヨードの過剰摂取も心配





チンゲンサイはこの通り



 

あっ、ポッポさんだ!
…な〜んだ、水じゃん、コレ…
(がっかり)

しかも、悪い事にマッシュだけにしても、口にくっついているのである。ならば…と、日中は皮付き餌だけにして、ペレットは夜の放鳥タイム限定にしてみた。くっついてもすぐ消毒して、そのまま就寝させてしまえば問題なかろうと思った。

しかし…しかし、なのである。今まで右側だけだったのが、あろう事か、左側まで怪しくなってきたのである。

そして、写真を撮ろうとして、気付いてしまったのである。ペレットは、口の中でもくっついているのだ。そのとき、たまたま、チェリーのために出してあったズプリームにヤッピーが口を付けたのであるが、ペレットの粒が上くちばしにくっついて飲み込もうとして飲み込めず、悪戦苦闘…。

口の中も周囲も炎症を起こしており、範囲も拡大しているのだ。消毒の際も、本当に痛いようで可哀想になる。


こうなってくると、直接の原因がペレットであったとしても、他の要因があるのでは…と思えてくる。

やはり、ヤッピーは身体のバランスを崩しているのではなかろうか?
それで、通常なら問題にならないような軽微な刺激で炎症を起こしてしまうのではないのか?

メガバクテリアの治療が終了してすでに2箇月以上経過しているものの、気がかりなのだ。
あれだけの投薬をして何ともないはずはないと、治療中からある程度覚悟は決めていた。

もちろん、担当してくださった獣医さんの事は、とっても信頼していたし、何かあったとしてもそれは仕方のない事だと割り切ってはいた(つもり)。


命を脅かす可能性のあるものは排除しておきたい。命だけは助かって欲しい。あのとき望んだのは、ただそれだけだった。でも、治療が成功してみれば、どうしても欲が出てきてしまう。元通りに戻ってほしい、何故戻らないのかと…。

治療していなければ、今頃はなかったかもしれない命。今、一緒にいられるだけでも、それは有難い事…。
ヤッピーは、もう4歳。そろそろ、曲がり角に来ているのかもしれない。何とか、ここを乗り切ってほしいと切に願う。


ところで、皮付き餌に戻した事でちょっとした変化があった。


ひとつは、青菜を良く食べるようになった事。ペレットだけだった頃は、葉っぱの周辺をかじる程度で殆ど捨てていた(いや、ウサギがこっそりゴミ箱漁りをして片付けていたけど…)が、皮付き餌の比率が上がるにつれ、青菜の摂取量も増えていった。やはり、ペレット食では栄養が足りていて体が要求しないのであろうか?

もうひとつは、体重増加。体重は夜の食事前に測るようにしているのだが、食前にして、ヤッピー 28.5g、警戒が必要だ。皮付き餌だけでは気に入らなくて、食べている量はむしろ少ないくらいなのに…。太って、栄養状態が良いかといえばそうでもない。色艶は断然、ペレット食の頃の方が良かった。


チェリーはといえば、こちらも体重が増加傾向にあって、体重測定時、30g以上ある場合は夜食がさらに制限される。そんな訳で、1日量4.0g → 3.5g となってしまったのである。ヤッピーも制限した方が良い状況になってきたので、好都合といえば好都合ではある。

チェリーは思ったよりは、ヤッピーの皮付き餌を欲しがらないが、ひそかに羨んでいるようだ。逆に、ヤッピーはペレットが欲しくって仕方がない。

皮付き餌とペレット、両方あるのは…サブレのおうち。という訳で、やはり、凶悪化した文鳥たちの襲撃に悩まされ続けているサブレである(強くなってね)。






オカメインコ

 

文鳥、コワイ…
あっちにいるの…
文鳥たちのお食餌騒動で押し入り被害と共に、思わぬ恩恵に与っている。文鳥があまり食べないペレットは、みんなサブレのものとなった。ズプリーム、ケイティ、ハリソン マッシュ、ラフィーバ、常に4種類のペレットが、彼の食卓に並ぶ。

皮付き餌メインである事には変わりはないが、それぞれのペレットをちょっとずつ齧って楽しんでいるようだ。

このところ、駄々コネがだいぶ少なくなってきた。やっと大人になったのだろうか?

見た目にたがわぬ天然振りを日々発揮して、憎めないヤツである。






ウサギ

ゴブが病院へ行った。ゴブにはちょくちょくある食欲不振のためだが、2日間家を空ける予定があったので、念のために連れて行った。

ウサギの病院
選びは難しい。ウサギの扱いに慣れている事、きちんと診察できる事、これだけの事ではあるが、それがなかなか…。
診察中のショック死、不適切な保定による骨折、麻酔の事故…ウサギの診療については怖い話がゴマンとある。

うちのウサギたちは実験動物だったから、多少の手荒な扱いには慣れているし、診察によるストレスについてはさほどの心配はない(白衣を着ている人が大好き)。ブリーダーでは定期的に微生物検査がなされ、徹底的な管理の下出荷されているから、病気を持っている心配はまずない。

それでも、これから先、年齢を重ねるにつれ大なり小なり問題は出てくるであろうから、かかりつけの病院を探しておく必要があった。健康なときの定期検査が、いざというときの診断や治療にもかかわってくる事を、文鳥たちの通院騒動で身にしみて感じていた。

幸い、雑誌の記事を頼りに行った病院は、かなり好印象であった。普段でもウサギを診られる獣医さん(この方は眼科の専門医)がいる事、重篤な病気になれば月1回ではあるが、エキゾチック専門の獣医さんに診ていただける事、不正咬合なら歯科、腫瘍ができれば腫瘍科という具合に専門診療が受けられるというのが心強い。そして、家から近いというのが何より嬉しい。

 

ゴブの連結ウンコ(全長12cm)、
立派 !? です。
これをするのに、どのくらい
時間がかかったのでしょうか?

上はイチの通常便

で、エキゾチックペットの日にウサギ3匹、健康診断を受けさせようと意気込んだのであるが…、どうも私は間の悪い人間のようである。1〜2箇月に1回、あるかどうかという出張と重なってしまったのである。6月は行けるといいのだけれど…(すでに弱気)。


それで、肝心のゴブであるが、その後2週間ほど毛球症の薬を与えたが、効果の程はよく分からない。ペレットは1割減らしてみたが、この程度では減らしたうちに入らないと言われそうである。

食欲とフンの状態は日によって波があるが、少しずつ良くなってきているようである。やはり、体重は少し落ちてしまった。今後も注意していく必要があるだろう。





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