九路盤

コミなしでどちらが何目勝つか結論を出してほしいのです。ヨセ、死活、手筋等の定着に役立つことを期待しています。石を盤に並べて結論を出してから解答を見る方が身につき実戦で使えるようになると思います。

問題の部

第1題  黒番  解答

上辺一箇所だけのヨセです。
第2題  黒番  解答

ヨセの場所は上辺、左下、右辺です。
第3題  黒番  解答

死活がからんだヨセの問題です。
第4題  黒番  解答

上辺は手筋が必要です。
第5題  黒番  解答

下辺の黒を生きることからはじめます。
第6題  黒番  解答

左上をどうヨセるのが良いでしょうか。
第7題  黒番  解答

左上隅のコウが鍵になります。
第8題  黒番  解答

黒は右上隅をどうヨセますか。
第9題  黒番  解答

右側が焦点です。黒の手数は二手ですがもう一手延ばす手筋は?コウで頑張る手もあります。
第10題  黒番  解答

右上と左下とどちらが大きいでしょうか。


第11題  黒番  解答

黒は下辺で得をしたいのです。
第12題  黒番  解答

勝敗は左下のコウにかかっています。























解答の部

1-1図  失敗 ジゴ

黒地2+4+2−1=7(−はアゲハマ)
白地3+2+2=7                         
黒1は0目の手でヨセの工夫がない。


1-2図  正解 黒一目勝ち  問題へ

黒3取り返す                         
黒地2+4+2-2=6                     
白地2+2+2-1=5                     
黒1は連れ戻しの手筋です。         
1-1図より一目得です。            
2-1図  失敗白3目勝ち  問題へ

黒地11+6=17  
白地10+10=20
黒1は一路下のキリを防いでいますが、上辺の方が大きい。
2-2図  正解黒1目勝ち  問題へ

黒地13+6=19
白地8+10=18
黒1、3が両先手4目のハネツギです。
白4とツガせてから黒5と守ります。    
3-1図  失敗白3目勝ち

黒地10+4-5=9
白地15+3-6=12
黒1で右下の白は死にです。
白2で左上の黒は死にです。
黒は左上の方が大きいから自分の石の活きが先です。
3-2図    正解黒1目勝ち 問題へ

黒地5+4=9
白地3+3+2=8
黒1で左上の黒は活きです。白も2で活きです。


4-1図  失敗  ジゴ

黒地12+5-1=16
白地12+4=16
黒1、3のハネツギは後手になってしまいます。
ここを先手でヨセる手筋があります。
4-2図   正解  黒1目勝ち  問題へ

黒地12+7-3=16
白地10+5=15
黒1、3、5が一連の手筋です。先手で白のハネツギを防いでいます。
5-1図  失敗白1目勝ち

黒地13+3=16
白地11+6=17
実戦では黒1とツイでしまいそうです。左下の黒地は3目です。
5-2図  正解黒1目勝ち  問題

黒地13+5=18
白地11+6=17
黒1とサガるのが正しい生き方です。左下の黒地は5目です。
6-1図  失敗 黒13コウ取る(5)白20ツギ

黒1のオキがヨセの手筋ですが、白が抵抗してくると白10までコウになります。白はコウに負け黒15と打ち上げられてしまいました。
黒1を打つ前にコウ立て有利を確認しておく必要があります。

6-2図  正解  ジゴ  問題へ

黒地5+4+1=10
白地2+4+4=10
黒1のオキが白地を最大限に減らす厳しいヨセの手筋です。白は2とツグしかありません。黒7が要点で白がここに打つと黒が負けになります。
7-1図  失敗  ジゴ

白6は3の一路左のところに取る。白コウツグ
黒地12+3-1=14
白地10+7-3=14
黒1は先手ですが白2とがっちりツガれて黒はコウに勝てません。

7-2図  正解 黒1目勝ち  問題へ

白8コウ取る(5の一路左)
黒11コウ取る(5) 黒コウツグ(5の一路左)
黒地12+3-3=12
白地10+5-4=11
黒1とキルのが巧い手です。黒9のコウダテがあるのでコウをツイで黒1目勝ちになります。
8-1図  失敗  白3目勝ち

黒地9+4-1=12
白地13+4-2=15
黒1は白2と受けられて失敗です。


8-2図  正解  黒5目勝ち  問題へ

黒23(ツグ14)黒27(コウ取る11)
黒半コウツギ(ツグ24)
黒地9+4-4=9
白地4+4-4=4
黒1のコスミが正解です。
9-1図  正解  黒4目勝ち

黒3、5、7はコウに強く、隅の特殊性から打たれました。

9-1-1図

白12(10の石を取り返す)
黒地7+4-7=4
白地4+5-9=0
黒3、7は先手を取るためです。
白10が連れ戻しの手筋です。


9-1-2図     9-1図黒9の変化図

黒地13+3-5=11
白地8+5-6=7
黒1とハネる変化も結果は同じで黒4目勝ちです。

9-2図     準正解 黒2目勝ち 問題へ

黒地7+6-1=12
白地9+4-3=10
黒1しかありません。白2にはかまわずに黒3で勝っています。
隅でなければ普通はこのように打ちます。
10-1図     失敗 ジゴ

黒地9+5=14
白地15-1=14
黒1のアテは右上隅より小さい。
10-2図  正解 黒1目勝ち 問題へ

黒地13+3=16
白地15
黒1は4目の手です。
11-1図   失敗   白1目勝ち

黒地14+2=16
白地9+8=17
黒1、3では黒が負けてしまいます。


11-2図  正解  黒1目勝ち 問題へ

黒7(1)白8(3)黒11(白2子を抜く)
白12は黒1子をトル。
黒地14+2-4=12
白地9+4-2=11
黒1、3のキリサガリから、ここの眼を取ることにって白10と手入れが必要になります。
12-1図  失敗 ジゴ

黒9は2のところへツグ
コウトリ黒7(1)白10(4)白コウツグ(1)
黒地13-3=10
白地9+6-5=10
黒5のコウダテが失敗です。コウダテが一回で終わってしまいます。
黒はコウダテがありません。

12-2図  正解  黒1目勝ち

黒9は2のところへツグ
コウトリ黒7(1)白10(4)黒コウツグ(4)
黒地13-4=9
白地9+5-6=8
黒5に白が手抜きすると6に打たれて白は死んでしまいますから白6はやむをえません。
黒11のコウダテがあり、黒がコウをツグことになり1目勝ちになります。

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