つむぎ子育て研究所

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月報「つむぎ」より 

       だんだん寒さが増してきて、あっという間に秋が終わってしまったような気がします。今秋を思い起こせば、私は、講演会と原稿書きに追われながら、その合間を縫うように、保育園の親御さんと面談をして、区役所がらみの会議に出席して…と、何とも長い1日を繰り返していました。それでもまだ、やるべきことは一段落してはおらず、今年中に終わらせなければならないことが山積みです。寒さが増すごとに首と肩が悲鳴を上げていますが、そんな時は、今年3月に脳梗塞で倒れた実家の父(81歳)のことを思い浮かべています。

一命を取り留め、左半身マヒとなり、車椅子でリハビリ病院から8月に退院してきました。父は

入院中不自由な視野(左半側無視)の状態でベットの上から、「範子さん…略…左足・手が動かなく

なったらどうなるか心配で夜も眠れなかった。今まで範子が経験したことや実際やってきたことが、

俺に出来たらなあと思ったりした…略…」と、手紙をくれました。それは、よれよれの文字で、涙

とよだれがしみついたものでした。私は、「人生、死ぬまで闘いながら勉強だね」といつも答えて

います。今父は、家の中と庭先では、車椅子を離れ、杖歩行で頑張っているようです。その傍らに

は、かつて私をスパルタ教育した母が、よぼよぼのからだに鞭打ちながら、精神だけは頑強なままで顕在しているのです。(厳しい!こわい!…笑…)ですから、私も首の痛みと頭痛で鬱うつとなる日も、「とにかく寝て、起きたらまた少し頑張ろう!」と思うこのごろです。

 さて、長い時間をかけて討議してきたつむぎの活動は、NPO法人「ムーミンの会」の協力を得て、来年度4月から「い場所(学齢期の子どもの放課後支援)」・「発達支援(就学前の子ども対象の療育指導)」・「放課後児童デイ(学齢期の子どもの療育指導)」の3施設に分かれて、事業展開することになりました。これまでのつむぎの活動を、やっと公的制度に適応させながら運営していくことができるようになるのです。そして、これで障害児の指導・療育の場は、「ムーミンの会」の運営のもとで保育園事業と一体となって、進めることができるようになりました。

 というわけで、私は、NPO法人としての「つむぎ子育て研究所」を今年度限りで解散し、いずれは研究・相談部門も「ムーミンの会」の本部事業の中で機能できるようにしたいと考えています。長い間「つむぎ子育て研究所」を応援して下さった皆様に深くお礼を申し上げます。名残惜しい気持ちもあるのですが、「ムーミンの会」で「つむぎ」の活動に理解を得ながら新しい仲間を得て、より盤石な組織体制のもとで、これからの「つむぎ」の活動が発展していくことを確信している今、同じ理念をもつNPO法人を2つ運営していく必要はないと思います。NPO法人としての「つむぎ子育て研究所」の活動と役割は、今後「ムーミンの会」の中で果たしていくことが可能だと考えています。つきましては、来年、12月のうちに臨時総会を開催して、皆さんのご賛同を得て決定したいと思います。様々なお考えもあると思いますのでどうぞ皆様のご意見を寄せて下さい。 相馬範子