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Zeus(ゼウス)


 ギリシャ神話で最高神を「ゼウス」というが、ローマ神話では「ジュピター」(木星)と呼ぶ。

 実は、ロゴスもジュースもエホバも、ひもとけば同一神であることが分かる。ところが神話をなぞると、ゼウスが一番最初の神というわけではない。

 カオス(混沌)から天の神ウラノス(天王星)、地の神ガイア(地球)が生まれ夫婦となり、神々を生む。やがてウラノス(父)は、自分の息子クロノス(土星)によって滅ぼされる。

 そして、クロノスも又ゼウス(息子)によって倒される。かくしてゼウスは全天の星をつくり(・・・・・・・・)、神々の王となったとされている。しかし矛盾している。

 木星よりも早く土星(クロノス)や天王星(ウラノス)が存在していたのに、なぜゼウスが全天をつくったことになっているのかが・・・。

 なぜ、ゼウスが父、祖父をこえた(・・・)最高神なのか・・・。

 その答えは、カオスとゼウスの言霊に隠されている。

 カオスとは「主の顔」で、ゼウスとは「背渦」。

 つまり、三番目(・・・)の出現者であるゼウスが、クロノスとウラノスを融合(三位一体)させるキーなのです。

 解き方は、ウラノスとクロノスを並べると分かるように、共に「ノの字」があるのに対し、ゼウスにはノの字がありません。しかし、この三者を並べてクロノスのノの字を取って、ゼウスに付けると[図1]となり、ウラノスとゼウスがクロス(合体)するとなる。

                             

「ウラノスをノシ(・・)た証を尻につけ           

  クロノス ノス(・・)字付けてのされる」                                    

 つまり、クロノスもゼウスにのされるので、ゼウスがノの字を取って ノス(・・)となる。

 このプログラムの解析パターンも、既にHPで示して来た567(ミロク)と576(ミクロ)にある。

 

 ウラノスを5、クロノスを6、ゼウスを7と見立てて、ミクロ(576=最小=渦)に並び変えると、(ウラノス) (ゼウス) < (クロノス) となる。

 これが三者が一体(一人)となった、背中を示した図である。


*注釈

 ウラノス、ゼウス<クロノスの < の意味は、例えば、567の日食の場合の記号は、5>67と示してきたので、これは6の月が5の日を食う(>)形を表しているので、57<6は月食ですから、ゼウスがクロノスを食らうという形の意味。

 クロノスの「ノの字」を背中の渦が取る(・・・・)からクロス(合体)が可能となり、主の顔を現わすという訳である。(「後ろの正面(・・・・・)誰ぁーれ」と謳い継がれたカゴメ歌も、これを(・・・)意味している)

 要は、ゼウス(木星)という個体は、実は全天の渦(星)の縮図でもある訳です。

 ガスで隠された惑星、木星が、ありがたくも主神と拝している太陽よりも神格が上位であるなどと一体誰が想像しえようか。

 ところが、太陽神とはオリンポス12神を定めて、その長となったゼウスが己の息子に与えた神格にすぎないので矛盾はない。ともすれば、日本神話でいう天照大神(太陽)は、主神ではなく主神の子供ということになる。

 真の三位一体の意味を理解し、かつ合体のプロセスを解かぬかぎり絶対に分からない神のしくみである。

 では、なぜそれが私には分かったのか・・・。

 次の「パンドラの箱」を開けて解くことにしよう・・・。




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