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パンドラの箱



 世に言うパンドラの箱は、ゼウスがパンドラに与えたものである。フタを開けてしまうことを知りながら、「決して開けてはならない」と言いつけてパンドラを人間界に送った箱には、ありとあらゆる災いが封じてあったという。

 慌てたパンドラは、すぐにフタを閉めたので、中に希望だけが残ったという。おかげで人間には希望があるというが、おかしな話である。この世のどこに希望があるというのか。

 フタを開けたことで災いが外に出て、人間が苦しめられているというのなら、なぜ希望も外に出さないのかと。

 希望は、まだ固くパンドラの箱の中に封印されているのである。それは、ゼウス自ら封印を解くためでもあるのです。

  今から20数年前、ある古寺の屋根裏から一冊の本が出て来た。かなりの年代物でカバーが黒い皮で被われていたため、はじめは聖書かと思ったのだが、開いてみると日本語でこう書いてあった。

 「ギリシャの主神、ゼウスが人として人間界に誕生し、日の本から全世界に光を放つであろう」と。

  私が誕生したのは、昭和39年。かの東京オリンピックの年(辰)である。ギリシャのアテネから始まったオリンピックが、はじめて日本で開催されたのが10月10日。以来この日は、体育の日と定まったのであるが、オリンピックというのは、オリンピア祭が起こりでオリンピア祭とは、主神ゼウスへの祭典として執り行われていたのである。

 この年、10月10日のオリンピックに合わせて新幹線が開通した。以来新幹線は、こだま(木霊)、光、望と名をついで(・・・)来たので、まさしく希(木)望の光と型が出ている。

 新しい幹だけに、希望とは木棒(天と地をつなぐ柱)でもあるのです。新幹線は東海道53次を走る。明主様誕生も昇天(水口)も、私の誕生の水口も53次であるので、昇天(天)と誕生(地)をつなぐ光となる。

 53とは、言うまでもなく “いづのめ” となる。

 これが、10月10日とどうつながるのか。                                     答えは簡単である。181数霊盤上「10の十」(10月10日)を見ると、天元181である。

 封印のフタ(・・)(パンドラの箱)を開けるので、フタとは「二つの田」でドのドとなる。

 又、十と十を足すとの字になり、それをサトル(・・・・・・)ことで軸柱と立てる(・・・)ので、キ棒(希望)にもなるという訳です。

 天と地をつなぐ最後の一柱(・・・・・)こそが、他でもない主神自らという訳である。つまり、ゼウスが災いと一緒に封じた希望とは、ゼウス自身の出現なのです。

 しかし、希望はまだ封じられており、対語は絶望となることから、絶を「舌」と見立てて、キを「カギ」と解くと答えが出て来る。それは、舌である淡路島にキーを入れて転じる(・・・)ことで、光(希望)が表に出現するプログラムであるということが・・・。

 これが、神の戸(扉)を開けるということである。
 因みに、ゼウスの武器が雷だということも全てが繋がってくる。

 ゴロゴロ(雷)とコロがすためのキーは、どの様に淡路島に入るのか...

 レイラインで示していく事にする。

 





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