西向く伊都能売金竜(九頭竜)が、世界の汚濁を呑み込むと、「ん」を示し、逆に艮の竜神が口を開けることで、ラインが「あ」と「ん」の一直線で並ぶと解いてno.3をしめました。
このレイライン(no.4)では、それを証明してみせよう。
レイライン(no.1)で示したとおり、琵琶湖は滋賀県の中心にあり、金竜の左目に当たります。一方、猪苗代湖も福島県の中心にあり艮の竜神の左目になります。(no.3、図2)
そして、諏訪湖も又長野県の中心にあるが、重要な事は諏訪湖は琵琶湖と猪苗代湖の中心にも当たるという事実から、私は諏訪湖に想念を集中したのである。そして驚くことに長野県とは人型の「あ」と「ん」の顔型になっていることに気づいたのです。それも指摘して来たとおりの逆様でつながっているという事。【図1】
しかも口を閉じて「ん」を示す金竜と、口を開ける艮の方向もピッタリ重なっています。諏訪湖が顔型の左目に当たるということまで‥。
【図2】 諏訪とは、言を取りに訪れると書かせることから、言とは「あ」からはじまり「ん」で終わる言葉と気づけば、全て辻褄が合う。しかも、長野から静岡に流れる天竜川の源流に当たるのが諏訪湖であることを思うと、九頭竜の上に位置する十の天竜を解くことが竜神の最後の経綸であり、同時にそれは人型、つまりは神の顔の出現につながるという訳である。
因みに、明主様ゆかりの浅草寺(金竜山)には雷門があり、風神雷神が「あ、うん」の型を示しているが、その背面に対称となるように天龍像(男性)と金龍像(女性)が奉安されていることは、あまり知られていない。
それは、雷門も同様で元々は、「風雷神門」と二神の名が付いていたのに、いつしか雷門だけになっている事。加えて、明主様は金竜の働きについては御教えにあるが、天龍についてはどこにもない。しかし、私はこれらの偶像と大地に秘められたる神の経綸が見事に一致していることを証明した訳だが、重要なことは、このナナメのレイラインに神の扉を開ける鍵(キー)が隠されているという事です。
そして、もう一つは、このカギこそがナナメに封じられている審判神、国常立を発動させるということも‥。