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2024年04月28日
メーター指針の狂いと対策

        LLC交換後、近所を走ってLLCの量を確認している最中に、警告音が鳴った。 何だろうと メーターパネルを見ると、燃料残量の
        低下を知らせるマークが灯っていた。 はて ? メーターの指針は、残量 半分ちょい下を示しているのだが。

        購入時は、針の位置がズレていたので、わざわざメーターを取り外し、分解して針を抜いて、VCDSで針の位置調整を行った。
        となると、燃料ポンプのセンダーの不具合か ?!    ともあれ帰宅して、原因の切り分けを行う。





        VCDSを繋いで、メーターの針位置を見てみる。 正常であれば、液温は90℃、燃料は1/2の位置を示す筈なのだが .....
        両方共にズレている。 針は硬く刺さっている筈なので、ステッピングモーターの不具合が出始めている様だ。
        警告灯は表示されているのでセンダーは正常に動作している。警告音が鳴った時、GSに入れば大丈夫  ....  の訳がない。





        この指針ズレは、良く発症する様だ。 いったい 何処のメーカー製なのだろうか。 余りにお粗末


        気が重いが、メーターを外すしか手はない。 外すのも難儀( 面倒くさい )なんだよね 〜  機構面の作りが雑
        今後も同様な事は起こるだろうから、メーターを外す事無く調整出来る様にする。
        表面の化粧カバーを外し、液温、燃料計の小窓を見ると  .......  簡単に出来そう ! ノッチが見える。
        ( 下写真は、手前2箇所が写っているが、奥側にも2箇所有る )





        小窓のノッチ4個と、大きな窓側一ヵ所のノッチを外して、黒いカバーを持ち上げて浮かす。 これで、アクリル板を取り外せる。
        ピンセットで摘まんで、アクリル板を撤去した。





        撤去した小窓を確認すると、素材はアクリルではなく、ガラスだった。 大窓(スピード、タコメータ)もガラス。
        変な所に作り手の凝った一面を伺えるが、 割れたら 危ないと思うのだがね。





        ガラス1枚分(2mm程)の隙間が出来てしまうが、メーター内にゴミ等は入らないだろう。
        液温、燃料の針を外して、組み立てる。 後はメーターを元の場所に設置。 VCDSを繋げてステッピングモーターを動かした後
        外してあった針を、それぞれ 90℃、1/2の位置に差し込んで終了。

        VCDSを外して、ACC ONすると、液温計は 50℃未満の位置へ、燃料計は、エンプティゾーンを示していた。これで、正常復帰。
        今後狂ってもメーターは外さず、針だけ引っこ抜いて再調整出来る様になった。





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