| 昔は高かった微弱無線モジュールだが、今では驚くほど安い。 日本国内では、周波数に因って電界強度が法規で定められている。その為、よく使う周波数315MHzでは 精々届いて、10m程だろろうか。 ところが、海外は電界強度が高い。その為、到達距離は格段に伸びる。 海外製品は、日本国内で売る場合、電界強度を抑えるのが本来なのだが ..... 某中華製は .....
遠距離で使用したいので、それを敢えて使用する人も居る( 笑
Web上の製品説明から、コピーした。
< レシーバー特性 > 動作電圧:DC12V 動作周波数:315mhz 静止状態:6mA以下 動作温度:-40度 +80度 レシーバー感度:-105dBm以上 出力電圧:DCとACはオプショナルです 出力電流:3A以下 最大負荷電流:20A
< 動作 > 作動方法は、ジャンパーによって変られる。 瞬間、トグル、ラッチ 負荷は、4つ付けられる。
仕様を見ると、そこそこ使えそうだ。 レシーバ感度の値が、一番肝心。
で、早速取り寄せた。 送信機 : 2個、 受信機 : 1個
取説が付いてはいるが、ハガキ大一枚の簡易な物。 大まかな事は解るが、詳細は不明。
やはり、ちょっと回路を追うしかないか。 回路構成は簡単なので、電子知識が多少有れば直ぐに解る。 私が使うモードに合わせて、ジャンパー線で変更を加えた。
さて、これを野獣対策に使える様に、ソフト & ハードを作る。 動作確認は、OK。 ただ、仕様の50mところか、20mすら電波が飛ばなかった。 レシーバー感度:-105dBm以上が、偽りなのか、 送信機の送信レベルが低いのか ? まあ、追々 改良を加えるか。
2023.3.11日 更新
送信機を分解して見てみると、発振器にSAWを使用しているし、電池は なんと ! 12Vを 使っている。 ならば、送信レベルに問題はない筈。 やはり、受信機が問題か。 そこで、ざっと見てみると ..... 問題は、アンテナだね。 アンテナを外す。 ちんけな 芋虫が外れた。 長さを計っていないが、恐らく25cm程。 と、なると λ/4 のアンテナ か ...... しかも、巻かれている ...... これじゃ 受信感度が悪いのは当然。
そこで、手持ちの特定小電力用のアンテナを使用する事にした。 400MHz帯なので、多少は感度が低下するが、アンテナ長は、λ/2となる。 アンテナから受信機までは、同軸ケーブルを使って、ケーブル長をアンテナ長に加算しない様にする。 結果、受信感度は向上して、3階からもストレスなく操作する事が出来る様になった。
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