| ” 燃ポンが動作しない ” と言う、HELP。
原因は、
1.ヒューズ飛び 2.ルーカス絡みの ヒュージブルリンク( コネクタ ) の接触不良 3.マルチファンクションリレー リレー制御用端子の接触不良、リレー端子の接触不良 燃ポン用リレーの故障 4.イナーシャーSWの接触不良、故障 5.燃ポン故障、コネクタ接触不良 6.ECUコネクタ接触不良、ECU故障
と、故障頻度順に並べてみた。
今回は、2。 事例は、過去二桁に及ぶ。 なので、コネクタで繋ぐのは止めて、配線同士を直結する事を勧めていた。
作業中にミスったらしく、違う線同士を繋げた様で、再び不動となった模様。 ヒューズが飛んだので、本来燃ポンのモーターに繋げる所を、GNDと直結したのだと思う。 ( ルーカス絡みの ヒュージブルリンクには、GNDが存在する )
配線を戻しても、燃ポンは不動。 そうなると、マルチファンクションリレーが故障しているのが、色濃い。 過電流が流れたので、 リレーか、コネクタが焼けている可能性が有る。
以下に、調べる所を列記する。 燃ポン絡みは、下の図面の様に、4つ端子が有る。 赤□で囲った部分に、端子番号が振られている。 最初の数字は、 1: 小さなコネクタ 2: 大きなコネクタ を示し、 ハイフン以下の数字が、それぞれの コネクタ上での端子番号を示している。
リレーが正常かを調べるには、コイルに12VとGNDを供給してあげるだけ。 リレー単体の試験なので、端子番号 1−1、1−2 間に、12V、GNDを繋げれば良い。 図面上は、1−2に12V、 1−1にGND( ECUがGNDに引く )となっているが、逆でも構わない。 下の配線では、都合上やり易いように、逆に繋いでいる。
リレーが正常であれば、リレーがONして、抵抗値は 0Ωとなる。
0Ωにならなければ、下の赤枠で囲った接点が焼けている筈。
念の為、イナーシャーSWもチェックが必要。 SWなので、過電流が流れると焼き切れます。 導通しているか否かを、テスターで測定して下さい。
|
|
|