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2023年03月09日
微弱無線

        昔は高かった微弱無線モジュールだが、今では驚くほど安い。
        日本国内では、周波数に因って電界強度が法規で定められている。その為、よく使う周波数315MHzでは
        精々届いて、10m程だろろうか。 ところが、海外は電界強度が高い。その為、到達距離は格段に伸びる。
        海外製品は、日本国内で売る場合、電界強度を抑えるのが本来なのだが ..... 某中華製は .....

        遠距離で使用したいので、それを敢えて使用する人も居る( 笑


         Web上の製品説明から、コピーした。

         < レシーバー特性 >
           動作電圧:DC12V
           動作周波数:315mhz
           静止状態:6mA以下
           動作温度:-40度 +80度
           レシーバー感度:-105dBm以上
           出力電圧:DCとACはオプショナルです
           出力電流:3A以下
           最大負荷電流:20A

         < 動作 >
            作動方法は、ジャンパーによって変られる。 瞬間、トグル、ラッチ
            負荷は、4つ付けられる。


        仕様を見ると、そこそこ使えそうだ。 レシーバ感度の値が、一番肝心。


        で、早速取り寄せた。
        送信機 : 2個、 受信機 : 1個

        取説が付いてはいるが、ハガキ大一枚の簡易な物。 大まかな事は解るが、詳細は不明。





        やはり、ちょっと回路を追うしかないか。
        回路構成は簡単なので、電子知識が多少有れば直ぐに解る。
        私が使うモードに合わせて、ジャンパー線で変更を加えた。





        さて、これを野獣対策に使える様に、ソフト & ハードを作る。
        動作確認は、OK。
        ただ、仕様の50mところか、20mすら電波が飛ばなかった。 
        レシーバー感度:-105dBm以上が、偽りなのか、 送信機の送信レベルが低いのか ?
        まあ、追々 改良を加えるか。







2023.3.11日 更新



         送信機を分解して見てみると、発振器にSAWを使用しているし、電池は なんと ! 12Vを
         使っている。 ならば、送信レベルに問題はない筈。
         やはり、受信機が問題か。 そこで、ざっと見てみると  .....  問題は、アンテナだね。
         アンテナを外す。 ちんけな 芋虫が外れた。
         長さを計っていないが、恐らく25cm程。 と、なると λ/4 のアンテナ か  ......
         しかも、巻かれている  ......   これじゃ 受信感度が悪いのは当然。





         そこで、手持ちの特定小電力用のアンテナを使用する事にした。
         400MHz帯なので、多少は感度が低下するが、アンテナ長は、λ/2となる。
         アンテナから受信機までは、同軸ケーブルを使って、ケーブル長をアンテナ長に加算しない様にする。
         結果、受信感度は向上して、3階からもストレスなく操作する事が出来る様になった。








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