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2023年03月23日
燃ポン関連

        ” 燃ポンが動作しない ” と言う、HELP。

        原因は、

          1.ヒューズ飛び
          2.ルーカス絡みの ヒュージブルリンク( コネクタ ) の接触不良
          3.マルチファンクションリレー
            リレー制御用端子の接触不良、リレー端子の接触不良
            燃ポン用リレーの故障
          4.イナーシャーSWの接触不良、故障
          5.燃ポン故障、コネクタ接触不良
          6.ECUコネクタ接触不良、ECU故障

         と、故障頻度順に並べてみた。

         今回は、2。 事例は、過去二桁に及ぶ。
         なので、コネクタで繋ぐのは止めて、配線同士を直結する事を勧めていた。

         作業中にミスったらしく、違う線同士を繋げた様で、再び不動となった模様。
         ヒューズが飛んだので、本来燃ポンのモーターに繋げる所を、GNDと直結したのだと思う。
         ( ルーカス絡みの ヒュージブルリンクには、GNDが存在する )

         配線を戻しても、燃ポンは不動。 
         そうなると、マルチファンクションリレーが故障しているのが、色濃い。 過電流が流れたので、
         リレーか、コネクタが焼けている可能性が有る。

         以下に、調べる所を列記する。
         燃ポン絡みは、下の図面の様に、4つ端子が有る。 赤□で囲った部分に、端子番号が振られている。
         最初の数字は、 1: 小さなコネクタ 2: 大きなコネクタ を示し、 ハイフン以下の数字が、それぞれの
         コネクタ上での端子番号を示している。









        リレーが正常かを調べるには、コイルに12VとGNDを供給してあげるだけ。
        リレー単体の試験なので、端子番号 1−1、1−2 間に、12V、GNDを繋げれば良い。
        図面上は、1−2に12V、 1−1にGND( ECUがGNDに引く )となっているが、逆でも構わない。
        下の配線では、都合上やり易いように、逆に繋いでいる。





         リレーが正常であれば、リレーがONして、抵抗値は 0Ωとなる。





         0Ωにならなければ、下の赤枠で囲った接点が焼けている筈。





        念の為、イナーシャーSWもチェックが必要。 SWなので、過電流が流れると焼き切れます。
        導通しているか否かを、テスターで測定して下さい。





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